ハンターハンターの主人公は父親に会うためにプロのハンターを目指したゴン=フリークスです。
ゴンは若干12歳にてプロのハンターになり、父親のジン=フリークスの後を追う道を歩きはじめます。
年齢と性格がある程度マッチしているキャラです。
直観力が優れている反面、計算や複雑な事を考えると頭がパンクするようなので、頭脳派ではありません。
いいハンターの特徴である動物に好かれるという特徴を持っていて、他のハンター仲間の信頼も厚いです。
プロフィール
HUNTER×HUNTERのコミック1巻「No.001 出発の日」にてクジラ島の沼の主を釣り上げるシーンにて初登場しています。
- 職業:プロハンター
- 年齢:12歳(登場時)
- 誕生日:5月5日
- 血液型:B型
- 身長:154cm
- 体重:49kg
- 父親:ジン=フリークス
- 師匠:ウイング、後にビスケ
ゴンは生まれてすぐに父親のジンの祖母と従姉妹のミトさんに預けられています。
ミトさんからは両親は死んだと聞かされていましたが、森でキツネグマに襲われているところをカイトに助けられ父親が生きていてプロハンターである事を知ります。
この時にプロハンターになる事を心に決めています。
ゴンは主人公なので人気があるキャラですが、ハンター仲間となったキルアやクラピカの方が人気があったりします。
キルアとかは精神年齢が12歳くらいの時もありますが、基本は精神年齢が30歳を超えるくらいにもみえるほど貫禄があり、修羅場をくくった大人キャラです。薄幸の影の部分に惹きつけられたり、共感されたりするんでしょうね。
逆にゴンはどちらかというと熱血系です。
念能力者として世界の5本指に入るジンの息子だけあって、ポテンシャルは計り知れないものを持っています。
念能力
ゴンは強化系の念能力者で、念能力もオーラを得意とする系統に合わせて単純に使用します。
技のベースはグリードアイランドの中でビスケとの修行の中で考え出されました。
ジャンケンのグー、チョキ、パーを強化系、変化形、放出系に見立てて出す技です。
ジャジャン拳
もともと技の名前を付けてなかったゴンの必殺技でしたが、シュートとの修行で技の名前を聞かれた時に、そのまま「ジャン拳」と答えようしたところ、言葉がつっかえて「ジャジャン拳」と答えた事によって決まりました。
最初はグーの掛け声で「錬」を使ってオーラを練り上げ、グー、チョキ、パーの3択で技を出します。
ジャンケングー
ジャジャン拳のジャンケングーのベースは元々グリードアイランドのゲームプレイヤーになる時の試験時に完成させています。
「錬」で練ったオーラを拳に集めて、拳以外のオーラは「絶」状態にする事によって想像を絶する破壊力を生み出せます。
実践では防御も必要なので「硬」を使って拳以外もオーラをまとう事になります。
ウボォーギンのビッグバンインパクトと似ていますが、拳に集めるオーラの量が違っています。
バトルでの対決とかでなく、壁を壊すなどの防御が必要でない破壊力のみが求められる場合、技的にはジャンケングーの方がビッグバンインパクトより威力があります。
もちろんウボォーギンの方が肉体的な力は強いですし、ウボォーギンがジャンケングーをゴン並みに完璧にマスターできるかどうかはわかりません。
ジャンケンチー
ジャンケンチーは「錬」で練ったオーラを拳に集めて、そのオーラを剣状に変化させて斬る技です。
グリードアイランド編でビスケとの修行で基礎を身に付けました。
キメラアント編では師団長ユンジュの部下であるキメラアントの身体を真っ二つにしていたので、切れ味もかなりのものです。
ジャンケンパー
ジャンケンパーは「錬」で練ったオーラを拳に集めて、それをオーラの塊として放出して相手にぶつける技です。
グリードアイランド編でビスケとの修行で基礎を身に付けました。
キメラアント編ではナックルとの修行で使っていますが、それほど有効な技になるまでは完成できていません。
名前の由来やアナグラム
ゴンの名前の由来ですが、新美南吉作さんの児童文学「ごん狐」の主人公から名付けられている可能性があります。
ゴンが育てたキツネグマのコンと「きつね」で繋がります。
児童文学「ごん狐」のテーマは贖罪(しょくざい)です。
ハンターハンターの作品には北朝鮮の拉致問題に関係する設定がたくさんあります。
ゴン=フリークスは北朝鮮に奪われた同胞を助けれない冨樫義博先生の贖罪(しょくざい)を表現したのかもしれません。
ストーリーのネタバレ
育ての親であり叔母でもあるミトさんからは両親が死んだと聞かされていたゴンですが、森でキツネグマに襲われていたところを助けられて父親のジンが生きていてプロハンターである事を知ります。
そして父親のジンがハンター試験を受けたのと同じ年にハンター試験に挑戦します。
ストーリーのネタバレは今後追記していきます。
ゴンの感想
ゴンは感情的で直情的な感じがするわけですが、12歳という年齢を考えると設定通りのキャラなのかと思います。
妙にガンコで命を無駄にリスクにさらしているよう時もあるように感じますが、主人公というか父親のジンの念能力で守られているのかもしれません。
素直でまっとうな子供だとは思います。
あまり印象に残っているシーンやセリフなどはなくて、インパクトがあったのはやはりピトー戦でのゴンさん化ですかね。
後は転生した女の子のカイトに謝っている時のセリフとカイトとのやり取りは深い意味が込められているなと感じます。
まとめ
ハンターハンターの作品の主人公という事で今更ながらにゴンについて調べながら考えてみたのですが名前ひとつとってみても深い設定があるのかもしれませんね。
今はゴンがプロハンターになる理由でもあった父親のジンとも出会えた状態です。
しかもジンがこれまた凄くかっこいいんですよね。
今後は親子で活躍するのかってところも気になります。
ハンターハンターの作品としてどういった終わり方をするかも謎ですし、ゴンが最後にどうなるのかも気になりますね。
最高の作品に仕上げてほしいところですが、冨樫義博先生の体調や連載の休載状況も気になるところです。