ハンターハンターのキメラアント編(通称:蟻編)に登場するコアラですが実は名前が付けられていません。なぜ名前が付けられていないのか、そして一体このコアラの正体は誰なのかが気になる人が多いと思いますので考察して答えを出してみました。
このコアラが誰なのかというと作者の冨樫義博先生でしかありえないというのが結論です。
アニメではピンクのカラーで登場していました。
HUNTER×HUNTERのコミック32巻「No.337 懺悔」でコアラが現れてかなり抽象的な事を言っているのでわかりにくいと思いますが、なんとなく冨樫義博先生自身の事を言っているのではないのかなと思った人もいるかと思います。
まさにその通りだと思います。
名前のない(中身は冨樫義博先生)コアラについては最初は私自身も考察しきれてない部分が残っていたのですが、かなり何を言っているのかはわかりました。
コムギやメルエムの意味やアナグラムが考察できていない状態でもコアラの正体が冨樫義博先生の生まれ変わりであると気付いたのです。
コアラの前世
コアラのキメラアントは前世で人を消す仕事をしていたというヒットマンのようなセリフを言っています。
私はコアラが冨樫義博先生と考察した答えを出した後もこの意味がわかりませんでした。
でも後々にヒットマンが何を意味しているのかが明確に理解できました。
コアラが懺悔した赤毛の女の子はカイトの転生でありメルエムの双子の妹なのですが、私の考察ではさらに意味があると考えていて、コムギのペルソナなんじゃないのかなと考えています。
コアラのセリフを考察した内容を補足してセリフにしてみたいと思います。
コアラのセリフ
HUNTER×HUNTERのコミック32巻「No.337 懺悔」より引用
「ちょうどあんたみたいな赤毛だったよ」
「オレが撃ち殺したのは」
「そのコ(コムギのペルソナ)を追ってた連中が生かしたままとことん楽しむゲスだと知ってたからな」
「蟻に生まれ変わって(覚醒して自分の作品の中でキメラアントとして登場して)、ああ同じ事くり返しているって思ったよ」
「オレはこうなる前、(漫画家として)人を消す仕事をしていた」
「(編集担当者に)命じられて引き金を引く(キャラを消す)」
「それ以外の時間は誰か(アシスタント)を怒鳴ってればよかった」
「誰にでも出来る仕事さ」
「生まれ変わっても(輪廻転生しても)繰り返している」
「馬鹿げたサイクル」
「このコ(コムギのペルソナ)は・・・このサイクルから『逃がして』やりたいと思った。」
カイトが転生した赤毛の少女
カイトはメルエムの双子の妹であるキメラアントとして転生したわけですが、それにも理由があるように思います。
最初はレイナの生まれ変わりと思われていた幼女のカイトちゃんは赤毛の女の子に成長しました。
赤毛の女の子は日本の少女を表していたのかもしれません。
コアラ(冨樫義博先生)に対してしゃべるときは「あたち」で、ゴンに対してしゃべる時は「オレ」なのにも意味と答えが隠されていると思います。
救えねぇの意味と懺悔
これはコムギとメルエムの意味やアナグラムを知ればそういう事かというのがわかるかと思います。
現実社会で起きた出来事と時系列で調べている時間が今はちょっとなくて、わからない部分もありますが連載のストーリーの状況って現実社会とどうリンクしていたのかなと思うわけです。
それはHUNTER×HUNTERのコミック24巻「No.258 1-②」でのモラウのセリフです。
「やべェな・・・段々とオレも何かが起こる気がしてきたぜ・・・」
コミック32巻「No.337 懺悔」では本当にたくさんの意味が込められて「救えねぇ」というセリフの意味が語られているように思えます。
すなわち北朝鮮がモデルとなった東ゴルトー共和国にいる日本の奪われた同胞の事です。
まとめ
コアラの正体が何者で誰かというのを考察してみました。
アニメではピンク色だったようですね。声優さんがかっこいい声(イケてるボイス)だったようで声がイケボと話題になっていたみたいです。
それとコアラの念能力もちょっと何か意味が込められてそうに思います。
キリスト教で「水と血と精霊」というのが三位一体という言葉で表されているのが関係しているような気もしています。
コアラは基本的に水を飲まないのですが、作品の中ではひょうたんの中の水を飲んでいます。
それとネットでコアラは水を飲む時の条件で気になる事が書かれてあったのですが、ちょっと確証がないので誰か知っている人がいれば教えてもらいたいなと思います。
HUNTER×HUNTERのコミック32巻「No.337 懺悔」はあまりにも深く複雑な意味が込められていると思いますので別途まとめて考察したいと思います。