ハンターハンターの作品でストーリーに深く関わっているゾルディック家において、謎に包まれた存在がキキョウ=ゾルディックです。
シルバと結婚しゾルディック家の兄弟の母親となっています。
重要なのはキキョウが流星街の出身だといういう事です。
頭に通信機能付きのメカを付けているので顔全体は見えません。
キルアを溺愛しているサイコマザーです。
プロフィール
HUNTER×HUNTERのコミック5巻「No.041 ゾルディック家②」にて使用人のカナリアに制裁を加えたタイミングで初登場しています。
- 年齢:42歳-4X歳(登場時-現在)
- 誕生日:不明
- 血液型:A型
- 身長:170cm
- 体重:47kg
- 出身地:流星街
キキョウの年齢は42歳で子供のイルミが24歳なので18歳の時には既にゾルディック家のシルバのもとに嫁いできています。
シルバとの間にはイルミ、ミルキ、キルア、アルカ、カルトの5人の子供を設けています。
出身地が流星街という事で非常に謎に包まれた女性です。
初登場時にはキルアに顔を刺された痕を包帯で巻いているので顔がまったくわかりません。
現在は中世ヨーロッパの洋風のドレスを着ていますが、過去には和服の着物を着ていた描写があります。
雇い主の立場とはいえ、念能力を使えるカナリアを一撃で気絶さえている事からかなり強い念能力を持っているようです。
念能力
キキョウは操作系の念能力者ですが、どういった能力を持っているのかは謎につつまれています。
ゾルディック家の兄弟でキキョウと同じ髪の色のイルミ、ミルキ、カルトも操作系です。
キキョウが流星街の出身である事や操作系の念能力者である事はハンターズ・ガイド(著:冨樫義博)に掲載されています。
名前の由来やアナグラム
キキョウの名前の由来ですが、花の「桔梗」から命名されているようです。
日本全土、朝鮮半島、中国、東シベリアに分布している花です。
桔梗(キキョウ)の花言葉は「永遠の愛」「気品」「清楚」などがあり、この辺りも何か設定として関係してくる可能性があります。
ストーリーのネタバレ
イルミの針で操作されてハンター試験を不合格になり、ククルーマウンテンに戻ったキルアに会うために来たゴン、クラピカ、レオリオを執事見習いのカナリアが足止めしている場面にキキョウが登場します。
使用人のカナリアがゴンにキルア様を助けてあげてと言った事に腹を立て、カナリアを気絶させる一撃を放っています。
この時にキキョウは自己紹介とカルトの紹介もしています。
ストーリーが進み、会長選挙編での回想シーンでアルカの小さかった頃について描かれた時は和服姿で登場し、サイコマザーっぽくない母親像もみせてます。
キルアの警戒令を解除する事をツボネに伝えた時は人としての心を見せていたのかもしれません。
キキョウの感想
キキョウの初登場時はかなりやばいサイコマザーだという以外に感想はなかったです。
ただし流星街の出身で操作系の念能力者という設定が明かされた事によって、ハンターハンターの考察ファンとしては非常に気になる存在になるわけです。
なぜシルバのもとに嫁いだのかも気になるわけです。
過去に何があったのかも謎につつまれています。
ゾルディック家は暗黒大陸や流星街、ハンター協会などとも隠された設定がまだまだありそうです。
キキョウの目については機械の義眼なのか、ただのゴーグルなのかも気になるわけです。
このあたりは流星街の幻影旅団などの関係と奪われた同胞の緋の眼などが全て繋がっているかもしれないなとも思うわけです。
何か深い過去がありそうな気がします。
まとめ
ハンターハンターの作品の中で登場する出番は少ないキキョウですが、実はいろいろな伏線に絡んでいる可能性はあります。
シルバとクロロが過去に対決していた過去などにキキョウも関係しているのかなどいろいろと想像できるわけです。
ハンターズ・ガイドは続編が出てほしいですね。
いろいろな隠されていた設定が公式のガイドブックで発売されたら売れると思うんですけどね。
ファンの考察を助ける情報はいろいろあった方が楽しいかと思います。
暗黒大陸編で幻影旅団がどういった結末を迎えるのかも気になるわけですが、キキョウが流星街の出身だという事も何か関係してくるかもしれないのでストーリーが進むのが非常に楽しみです。