一部のハンターハンターファンの中では、なぜか気になったり実はキャラとして好きだったとかいう意見も出ているのがキメラアント編に出てくるコアラのキメラアントです。
「救えねェ」という印象に残る台詞(セリフ)を使います。
あまり活躍するというキャラではないのですが、キメラアント編(通称:蟻編)で深く見えない部分でコムギとメルエムと繋がっているキャラなのかなと考察しました。
モデルとなっている実在の人物も考察してみました。
HUNTER×HUNTERの作品全体を見渡し、コアラが語る台詞(セリフ)を読み解けば答えにたどり着けると思います。
一応は元殺し屋(ヒットマン)みたいな事をコアラ自身が語っています。これにも深い意味があると考えています。
プロフィール
HUNTER×HUNTERのコミック19巻「No.189 潜入」にてメレオロン(ジェイル)隊の人間狩りをしているシーンにて登場する。
- 職業:兵隊長(推測)
- 年齢:1歳未満
メレオロンの部下として登場するコアラのキメラアントですが、何か特別な意味があるキャラのようです。
私の考察では見えない部分でコムギやメルエムとも繋がっているキャラだと考えています。
なぜコアラを選んだのか・・・。
犬にするわけでもなく・・・。それだと即わかると思ったからコアラにしたのであれば、意味を込めて選んだのか意味はない直感だったのかというところも気になるわけです。
キメラアント編の最期の方でカイトが現実社会や実在の人物とリアルにリンクしたお話になっていると考察しています。
念能力
コアラの念能力はひょうたんに入っている水を口から水鉄砲のように撃ち、対象の頭を打ち抜くという能力です。
系統に関しては操作系とか放出系だと思われますが、放出系と考察します。
理由はオーラ別の性格判断です。
放出系:短期で大雑把。情に厚い。
操作系:理屈屋でマイペース
という事は放出系なのかなと思います。もしかしてモデルとなった人物の性格もそうなのかもしれませんね。
名前の由来やアナグラム
コアラは実は名前が存在していません。作中でもメレオロンや転生したカイトと会話をしているにも関わらず結局は名前では呼ばれる事はありませんでした。
名前が不明なのでコアラが何かのアナグラムになっているわけではないです。
でもハンターハンターは登場人物にほぼ必ず意味が存在します。
では一体コアラとは何者なのかというのが気になると思いますが、こうであろうという考察がこちらです。
コムギやメルエムと見えない部分で密接に繋がる考察の真相とハンターハンターの深淵がコアラの正体にあります。
ハンターハンターという作品から想いを汲み取って、コアラの正体に気付いて、そしてその後のコムギやメルエムのアナグラムにたどり着けるような気がします。
ストーリーのネタバレ
最初はジェイル(メレオロン)の部下として人間狩りをしている所で登場します。
時系列的には登場の少し前にカイトが転生する前の少女(女のコ)を自分の念能力で撃って死なせています。
メルエムが王として誕生して東ゴルトー共和国に向かい、キメラアントの女王は死んでしまうわけですが、その時ジェイル(メレオロン)は自ら王になる旅に出ています。
部下であったコアラはジェイル(メレオロン)についていかずにコルト達と巣に残って人間側としての行動を取り出します。
最終的にメルエムの双子の妹として転生したカイトに懺悔しにいくわけです。
その間の一切の描写というか、ストーリー上の伏線もなくていきなりです。
でもこれにもなぜその間の描写がなく、いきなりカイトに懺悔しにいくのかというのもつじつまがある流れがあると考察しています。
コアラの感想
コアラと転生したカイトの会話は何か深い意味があるという事はわかると思います。
でも理解するのはとても難しい事が書かれています。
なんとなくはわかるけど何をどう伝えたいのだろうと。
HUNTER×HUNTERという作品の中でみらられる苦悩や想いをHUNTER×HUNTERのコミック32巻「No.337 懺悔」にて語っているように思います。
この部分はコアラの正体の考察やいろいろなセリフの考察などで記事を書いていきたいと思います。
コアラは決して殺し屋(ヒットマン)ではないです。
でも人を殺す仕事をしてたというのは合っていると思います。
考察でコアラの正体に気付いた後も仕事についてはよくわからない時期がありましたが、ある時にそういう事かというのがわかりました。
そしてコアラの「救えねぇ」という印象的なセリフは一体誰を救いたかったのかというところも深い意味があると考察できます。
まとめ
ハンターハンターの中では少し異質でよくわからない謎の部分も多いコアラについて情報をまとめてみました。
正体については考察が完了してます。
この記事を書きながらふと目に留まったセリフがあります。
HUNTER×HUNTERのコミック19巻「No.189 潜入」
「動くんじゃねェぜ」
「死んじまっても責任とれないからな」
これって同じページで登場している巨木をもった人間に言っていると思っていたのですが、その後のページでジェイル(メレオロン)が「オレに言ったんだよな?」と言っています。
それに対してコアラは無言でした。
これはもしかすると読者の人に向けられたセリフなのかなと思ったわけです。
善人やいい人は早死にすると言われるような意味で「動くんじゃねェぜ」と言ったのかなとふと思えました。
でも行動しないと夢など叶わないわけです。
これは機会があればセリフとして別途考察していきます。