ハンターハンターのヨークシン編でクラピカ達ハンターを娘のネオンの護衛として雇った雇い主がアフィアの組長であるライト=ノストラードです。
元々ライトは片田舎の一組長でしたが、ネオンの100%当たる未来予知の占いでのし上がりました。
ネオンは十老頭の中にもファンがいるくらい有名な占い師です。
自分の娘の力でのし上がったのを自覚しているので、ネオンの事は非常に大事に扱っています。
十老頭直系組頭のゼンジとは非常に仲が悪く、ライトは相手にしていませんが犬猿の仲といえます。
ライトはクラピカの雇い主でしたが、後にクラピカは若頭になったのでマフィアの関係としては親子の関係になっています。
プロフィール
ライトはHUNTER×HUNTERのコミック9巻「No.079 9月2日①」でダルツォルネがおそらく死んだという連絡をクラピカから受ける時に初登場しています。
- 職業:マフィア
- 地位:組長
- 年齢:不明(おそらく40代)
- 名前:ライト=ノストラード
- 娘:ネオン=ノストラード
ライト=ノストラードは自身が組長であるにも関わらず、念能力者の護衛はおそらくほとんど娘のネオンにつけていたので、自身の身の危険は感じていなかったようです。
これは毎月ネオンに自分を占ってもらっていたからかもしれません。
ヨークシンにネオンよりは遅れて到着した時はかなり貫禄があって、クラピカ達護衛に的確な指示を出しています。
条件が整っていれば頭脳派として優秀な組長です。
かなりの野心家で100%の未来予知をできる娘の占いを使ってまだまだ上の地位を目指していました。
世界を牛耳る事も可能と考えていたので、十老頭よりさらに上に目標をもっていた可能性があります。
あてにしていたネオンの念能力が盗まれた事によって精神を病みノイローゼのような状態になっています。
念能力
なし。
ネオンの念能力に関する遺伝的な才能は母親の可能性が高そうです。
名前の由来やアナグラム
ライト=ノストラードの名前の由来はおそらく皮肉などがこめられて光である「light」から命名されています。
親子では昼の光といえる「light(ライト)」と夜を照らすイルミネーションといえる「ネオン(neon)」が由来になっています。
おそらく裏社会や闇の世界で光る存在みたいな皮肉かと思います。
結局ネオンはクロロに念能力を盗まれ、占いをできなくなり、娘の占いを頼っていたライトはノイローゼになっています。
裏社会にいた親子は2人とも光を失ったわけです。
ファミリーネームのノストラードは預言者であるノスタラダムスが元ネタのようです。
フランス人である実在のノストラダムスは医師、占星術師、詩人といった肩書きを持っていました。
これは娘の占い師としての顔から一族のファミリーネームがつけられています。
ストーリーのネタバレ
ライトはヨークシンで開催される地下競売に参加するために開催前にヨークシンに到着しています。
ネオンの護衛のリーダーをしていたダルツォルネが死んだ後はクラピカに後任を任せています。
十老頭が幻影旅団の始末をプロの殺し屋に任せた時にクラピカも参加するように依頼しています。
マフィアのコミュニティーに名を売るための戦略ですが、この事が十老頭直系組頭のゼンジの気にさわって皮肉の言い合いの後にかなり殴られています。
グリードアイランド編が始まり、キルアがゲーム内にクロロという名前のプレイヤーがいる事をクラピカに電話で伝えています。
このタイミングでネオンが念能力を失っている描写がされ、ライトはノイローゼ状態でクラピカにネオンの占い能力を戻すようにと頭を抱えていました。
ライトの感想
マフィアンコミニティーの裏社会でのし上がったライトは最初はかなり頭の切れるキャラでしたが、ネオンの占いを頼りすぎていたためメッキが剥がれました。
確かに100%の未来予知があればそれに頼ってしまうのかもしれません。
ライトは自分が命を狙われる裏社会の人間だったのも影響してたと思います。
ネオンの顧客も全て失って、最終的には娘すらも失ってしまいました。
十老頭も全員死んでしまったので、実力があればかなりチャンスはあるはずなんですが再登場はなさそうな感じですね。
まとめ
ハンターハンターでは裏社会の事がよく出てきますが、冨樫義博先生はかなり現実世界での出来事も詳しく調べおられるようです。
重要な真実は決して伝えない汚染された日本のマスゴミの情報だけを鵜呑みにできないのが現実です。
ライト=ノスラードはネオンを通して十老頭とも深く関わっていました。
ライトと対立していたゼンジの直系の親の十老頭は占いの結果を見てなかったんですかね。イルミに暗殺されてしまいましたからね。
一人だけ影武者だったとかも考えられるわけですが、他の占ってもらっていた顧客やマフィアは地下競売を避けて命が助かってましたので謎な部分もあります。
このライトと繋がっている顧客で面白い名前があります。
HUNTER×HUNTERのコミック8巻「No.071 オークション開催!!」でネオンが占ったライトと繋がっていいる人物はトランク様とロックフェリ様と語られています。
これは単純にトランプとロックフェラーが元ネタのモデルとなっていると思えます。
かなり冨樫義博先生は深いところに切り込んでいますよね。