ハンターハンターの準主人公という立ち居地にいて、圧倒的な人気を誇るのがキルア=ゾルディックです。
キルアは主人公ゴンの親友なので登場する出番もかなり多いです。
家業は一家で殺し屋をやっています。
合格するのが難しいといわれていたハンター試験をたまたま受けた事によって、ゴンやクラピカ、レオリオと出会って仲間になりその後にプロハンターとなっています。
基本的に精神年齢はかるく30歳を超えるくらいの知識や貫禄をみせる時もありますが、実年齢の12歳くらいの感情を出す時もあります。
プロフィール
HUNTER×HUNTERのコミック1巻「No.006 第1次試験開始②」にてゴン達より先に試験会場に着いていたキルアがトンパの視点にて初登場しています。
- 職業:プロハンター
- 年齢:12歳-14歳(登場時-現在)
- 誕生日:7月7日
- 血液型:A型
- 身長:158cm
- 体重:45kg
- 父親:シルバ=ゾルディック
- 師匠:ウイング、後にビスケ
キルアは殺し屋家業を生業(なりわい)にしている暗殺一家ゾルディック家の三男です。
暗殺者としての才能は長いゾルディック家の歴史の中でピカイチであると、ミルキから評されていて、同様に母親のキキョウからも同じように認められています。
5人兄弟の中では唯一髪の色が銀髪です。
父親のシルバの遺伝子が受け継がれた結果だと考えられ、ほかの兄弟は母親のキキョウの遺伝子が受け継がれた結果、髪の毛が黒いようです。
幼少の頃より想像を絶する修行を課されています。
毒を常に飲んで耐性をつけてきたので、普通の毒は効かない体ですし、毎日電撃を浴びてきたので電撃も効きません。修行の一環としてマスターしたダーツも得意です。
念能力
キルアは変化系の念能力者で、遺伝が関係するのか父親のシルバと祖父のゼノも変化形の念能力です。
念能力の必殺技と呼べる発を決める際にはオーラを電気に変化させることを選択しています。
汎用性や応用力がかなりあるといえますが、大技を何度も使うには充電が必要という制約がありそうです。
雷掌(イズツシ)
両手からスタンガンのように高圧電流を発生させる。
相手を感電させ、数秒は動きを止めれる。
雷掌(イズツシ)をグリードアイランド編でサブに対して使った時点では相手を気絶させる事はできなかったのですが、電圧が上がれば可能になる可能性はあります。
落雷(ナルカミ)
相手の上方に跳び、人差し指を振り上げて振り下ろしてオーラを落雷のように落とす技です。
落雷(ナルカミ)はキメラアント編でユピーに対して、ナックルのサポートのために使い一瞬だが動きを止めた。
神速(カンムル)
自分の肉体に電気の負荷を掛け潜在能力の限界すら超越する動きを強制する技です。
キルアは神速(カンムル)の性質上、大きく2つに分けています。
電光石火
自分の意思で肉体を操作するのが電光石火です。
例えば火事場の馬鹿力が潜在能力だとすると、潜在能力の限界すら超越する動きができる事になるわけですが、超えすぎると負担(リスク)もありそうです。
ピトーと戦うゴンの元へ駆けつける時に使ったり、アルカを守るためにも使っています。
疾風迅雷
相手の動きに感応して自動的に肉体が働くのが疾風迅雷です。
あらかじめプログラムした攻撃が敵の害意を示すオーラの揺らぎに反応します。
脳の命令を省き反射のみで繰り出される限界を超越した攻撃です。
オソロ兄弟との戦いでダーツをつかんだ技です。ユピーに攻撃も仕掛けていて、プログラムしておいた連続コンボの内容を叩き込んでいます。
コムギをプフから守る時に使ったのはこちらの技です。
名前の由来やアナグラム
キルアの名前の由来ですが、「斬る」と「kill(殺す)」のダブルミーニングになっているようです。
ゾルディック家の兄弟の名前は一定の法則に従ってつけられています。
ストーリーのネタバレ
殺し屋家業を継ぐのが嫌で母親のキキョウを指してククルーマウンテンを飛び出したキルアは合格するのが難しいといわれるハンター試験を受ける事になります。
ストーリーのネタバレは今後追記していきます。
キルアの感想
キルアがハンターハンターの登場キャラの中で抜群の人気を誇るのは理解できますね。
幽遊白書の飛影的な立ち位置ですが、年齢相応に弱い所や人間らしさがかなり出ている感じです。
ただ少しこれは設定ミスかもという部分を見つけました。汗。
第287期ハンター試験の最終試験でネテロ会長は印象値なるものを説明していました。
生の声でのヒアリングも加味されたとはいえ、トーナメントを見るとキルアよりポックルの方が資質では上回っていたっぽいわけです。
キメラアント編ではあっけなく悲惨な最期を迎えてしまった幻獣ハンターのポックルが秘めていた資質が気になるところです。
まとめ
ハンターハンターの作品では圧倒的な人気を誇るキルアですが、今後の活躍も期待できますね。
アルカとナニカ守る覚悟を決めた事によって精神的に残っていた弱さは全て克服したともいえます。
イルミの針の呪縛も自分で解いて覚醒した状態です。
暗黒大陸編でキルアの立ち居地がどうなるかも気になります。
さすがに出番なしという事はないと思いますが、どういった活躍を見せてくれるのかは気になるところです。
ゾルディック家関係の謎や伏線の回収も合わせてみていきたいですね。