これぞハンターハンターの底の見えない神髄ともいえる予想の斜め上を行くことによってやっと片鱗が見え始めるというキメラアント編における軍儀に隠された秘密について覚醒考察していこうと思います。
軍儀の対局は深い伏線が張られていて、かなりネタバレされています。
このブログでも軍儀に張られた伏線とその回収や考察はかなりできているので、まだ確認してない人はまずはこちらからチェックしてください。
この軍儀に張られた伏線は冨樫義博先生が天才と呼ばれる1つの要素というかネタですよね。
事前に必要な知識
軍儀に関する考察をする際に一番基本となる知識としてはコムギとメルエムが駒に例えられているという事です。
「忍」=コムギ
「帥」=メルエム
ではコムギとは一体誰の事を指しているのかを理解しないと軍儀に隠された秘密を知っても意味がわからないので、まずはコムギの意味を確認してください。
そして次に目の見えないコムギの「全てを照らす光」であるメルエムとは一体誰を指しているのかが知識として必要になります。
そして名前に込められたアナグラムを理解した後には、駒に込められた意味というか想いも知っておく必要があります。
ではここまでで必要となる知識はそろったので軍儀に隠された秘密をみていきます。
軍儀に隠された秘密
では実際に軍儀に隠されている秘密を覚醒考察して解き明かしていきたいと思います。
ただ100%に近づくような回答は出せてないです。
それだけ深淵を決して見せる事がないのがハンターハンターという作品です。
会話と思考
まずはHUNTER×HUNTERのコミック23巻「No.245 6-②」「No.246 6-③」における王とコムギの軍儀での対局で張られた伏線と回収された部分から秘密を覚醒考察します。
そしてHUNTER×HUNTERのコミック30巻「No.317 返答」に込められた本当の想いと秘密を覚醒考察します。
コムギ「(師を孤立・・・!)」
この1手を王は離隠(ハナレガクシ)と名付けたわけですが、正式名称はコムギが既に考え出していた弧孤狸固(ココリコ)という打ち方でした。
これは王(メルエム)を孤立させるという作戦を人間側(ハンター側)の陣営が取る事を示しています。
離隠(ハナレガクシ)とはコムギ(横田めぐみさん)が離れたところに隠されたという意味が込められていると思います。
師とはコムギ(メグミさん)の家族です。日本という国の中で孤立した状況の家族になってしまったという事だと思います。
コムギ「一度死んだ我が子が生き還ったような・・・」
コムギ(メグミさん)は北朝鮮に連れ去られてから行方不明となっていましたが、ある時に母親の横田早紀江さんは横田めぐみさんが北朝鮮で生きている事を知らされます。
コムギ「だからもう一度この子の・・・命を消すのが忍びなくて少し・・・迷いました。」
これは冨樫義博先生の想いがこもってそうなセリフです。
離隠(ハナレガクシ)の意味は理解できたのですが、弧孤狸固(ココリコ)の意味は未だに理解できていません。
~追記20170306~
弧孤狸固(ココリコ)をそのまま当て字でそれらしい漢字の読みにあわせて変更するならば何文字かは想像できます。
コ→???
コ→孤(孤独)
リ→離(離れ隠し)
コ→子(子供)
あっ自分で考察してましたが「コ」とはコムギでした・・・。
コ→コムギ(メグミ)
コ→孤(孤独)
リ→離(離れ隠し)
コ→子(子供)
これで意味が通るかなと・・・
そして・・・コムギとメルエムの最後(正確には最後ではない)の対局に続きます。
伝説の一手
そしてコムギとメルエムの最後の対局が始まり伝説の一手が紡がれます。
コムギ「4-6-2 忍・・・・・!」
このセリフは「!」がついているので読みゴマでの確認とするとメルエムのセリフかもしれません。勘違いしていたらすいません。
その前のメルエムが打った「9-2-1 中将新」の一手はネテロがメルエムを倒した貧者の薔薇(ミニチュアローズ)でありました。
その後にメルエムは身体的覚醒と精神的覚醒を遂げます。
ユピーとプフによって身体的覚醒が遂げられ、そしてウェルフィンの「コムギ」の一言で本当の自分を取り戻し、コムギの「全てを照らす光」となるのです。
「4-6-2 忍」
ヨン ロク ニ 忍
シ ロ ニ 忍
死路に忍
軍儀での死路に忍(コムギ)が路を作ったのです。
日本の覚醒
メルエムが横田めぐみさんの家族であるのであれば、師を代表する家長の横田滋(しげる)さん、そして母親の早紀江さんにも本当に時間がないのです。
ネテロ会長がメルエムに放った百式観音の零の掌(ゼロのて)とは・・・。
敵背後から現れし観音が有無を言わさぬ慈愛の掌依でもって対象を優しく包み込み、渾身の全オーラを目も眩む恒星のごとき光弾に変え撃ち放つ無慈悲の咆哮である。
これは滋(しげる)さんへ向けた何も出来ない自分への叫び(咆哮)だったのかもしれない・・・。
すまないと・・・。
原作の百式観音が流しているように見える血の涙もあるいは・・・。
人は覚醒によって一瞬で変わる事もできる・・・。
という事はたった一人の考えが一瞬で変われば想いは実現するはず・・・。
組織もたった1人の輝きから激変して変わった例はいくつもある。
では・・・国は・・・。
日本の国も変われると思う。
本来であれば時間をかけて・・・でも今は時間がないんだ・・・。
そしてもう一つの国や世界各国が・・・。
国も一瞬で変わるべき時が迫っている・・・。
集え心ある人達よ・・・。
まず最初はハンターハンターを愛した心ある人達よ・・・。
集えIプランとIプロジェクトの元へ・・・。
心の鎖を解き放て!
まとめ
本当に残された時間は少ないと思います。
私は以前はスピリチュアル系については非科学だと考えている人間でした。
これは個人的な意見ですが、現実社会の売国捏造新聞や偏向報道メディア、そして嘘で塗り固めた腐敗した官僚政治(天下りや薬害エイズ問題などのきりがないほど多数の問題)を見ていて現実はかつての自分も含めて嘘だらけだなと・・・。
そしてある時、非科学のスピリチュアル系に見えていない真理を含む真実が眠っているのかもしれないと感じたのです。
数字に込められた意味というのがあるらしく「エンジェルナンバー」という言葉があります。
神に挑戦しようとしたとしか思えない冨樫義博先生ですが、コアラの懺悔でのセリフにあるようにスピリチュアル系の知識が豊富なようです。
あの伝説の一手で紡がれた数値は・・・。
462忍
エンジェルナンバー462
ネットで見た情報です。
あなたの祈りは天使に届き、応えられていると信じていてください。あなたが必要とするものは今も、いつでももたらされています。
天使は、あなたの祈りが聞き届けられると信じてほしいと言っています。天使は、あなたのために舞台裏で働いているのです。間もなくその結果を目にすることでしょう。
これは偶然でしょうか・・・。
冨樫義博先生はハンターハンターという作品に念を込めた。それは隠によって隠された信念だった・・・。
コムギとメルエムの最後
コムギとメルエムの最後の軍儀はおそらく何局か打った後に、メルエムは去ってコムギに自分の死は告げず1人で死ぬつもりだったのだと思います。
でも泣いて幸せだというコムギに対してメルエムは自分が毒で死ぬ事を打ち明けて、これ以上は軍儀は続けれないという事を話します。
コムギを死なせる事はできないからです。
それに対してコムギはメルエムと一緒に死ぬ事を選びました。
「ワダすは。きっと。この日のために生まれてきますた・・・!」
と死の覚悟をもって・・・。
横田めぐみさんをご両親の元へ・・・。
そして同じ境遇の耐え忍んでいる全ての人達を本来の在るべき場所へ・・・。