ハンターハンターのキメラアント編(通称:蟻編)で最後まで生き残ったが女性(メス型)のキメラアントがヒナ(ヒリン)です。
無邪気でかわいいので人気があったりもするキャラです。お宝とご馳走が大好きなのと、かなり軽い感じのノリも持っているキャラです。
見た目はうさぎのキメラアントのようです。
うさぎを漢字で書くと「兎」と「兔」と「卯」の3タイプありますが、キャラ的にヒナ(ヒリン)はひらがなの「うさぎ」がベストかと思います。
うさぎのキャラというと冨樫義博先生の嫁の武内直子(直子姫)さんのネタになるのですが、ハンターハンター的には冷や汗の出るホラーネタになるので後ほど少しだけ取り上げたいと思います。
プロフィール
ヒナ(ヒリン)はHUNTER×HUNTERのコミック19巻「No.192 人間犬」にてハギャ(レオル)師団長の兵隊長として姿だけ初見せして登場しています。
- 職業:兵隊長
- 年齢:1歳未満
- 前世の年齢:不明
ヒナ(ヒリン)はハギャ(レオル)師団長の兵隊長の中でも側近的な存在でフラッタと共に近くに控えている事が多いです。
カイトとゴンとキルアを仕留めて食べようとしていました。
「今夜はご馳走だ」と残酷で無邪気な一面を持っています。
初めてヒリンという名前が明かされたのはHUNTER×HUNTERのコミック23巻「No.245 6-②」でレオルの心理描写です。
ヒナは自分の本当の名前を明かしていなかったのか、レオルがキメラアント時代の呼び名をそのまま使っているかは不明です。
見た目的には戦闘系のキャラではないと思いますが、怪力を持っています。
念能力
ヒナ(ヒリン)は除念師である事がわかっています。
念能力の系統に関しては特質系の可能性が高いです。
除念
ヒナの除念の方法は描画されていませんが、念を外す際に、かけられた念を自分のお腹に封じ込めるような方法になっています。
相手の念能力の威力次第でお腹は大きくなります。
見た目的には妊娠状態のようになります。
除念して念を外している相手が死ぬとお腹はひっこみ元の身体に戻ります。
この能力は名前と非常に関係していて面白いです。
名前の由来やアナグラム
ヒナ(ヒリン)はキメラアントの時の呼び名はヒリンです。
その後おそらく記憶を取り戻したのだと思いますが、ヒナと紹介されています。
そしてこの名前が非常に意味深な由来を元にめいめいされています。
ヒリンはおそらくヒニン(避妊)が元ネタとなっています。
「ニ」を縦にして「リ」にしたという事です。
ヒナはどうやら方言では隠語のような感じの意味になっています。
多分ですが作者の冨樫義博先生の東北地方の方言だと思われます。
除念すると妊娠したようにお腹が膨らむので、除念の方法をいろいろと想像というか妄想できるように名前がアナグラムっぽくなっているという事です。
ストーリーのネタバレ
ヒリンはハギャ隊の兵隊長として基本は師団長のうしろにくっついている立場です。
ハギャ隊でカイト、ゴン、キルアを倒そうとしましたが、一旦は諦めています。
ヒリンは兵隊長として王を目指すレオルと行動を共にしていたようですが、ハンター協会のハンターから深手を負わされて東ゴルトー共和国に移動しています。
この時シャウアプフに除念の能力を開花させてもらっています。
東ゴルトー共和国の宮殿ではレイナ(シドレ)に身の回りの事をさせていました。
レオルとヂートゥとフラッタが倒されたので宮殿から脱出する際にビゼフ長官を助けています。
この時レイナ(シドレ)も一緒にくっついていたのでNGL自治国の母親の元へ帰れたのです。
ビゼフ長官を助ける際には崩れた壁を軽々と持ち上げる怪力を見せています。
その後はウェルフィン、プロヴーダ、ビゼフ長官、レイナ(シドレ)と共に東ゴルトー共和国を脱出しNGL自治国に向かっています。
さらにNGL自治国でプロヴーダとレイナ(シドレ)と別れ、ヒナはウェルフィンとビゼフ長官と共に流星街に向かいました。
ヒナ(ヒリン)の感想
ハンターハンターを当初に読んでいたころは記憶をたどる限り、ヒナ(ヒリン)については特に何も感想はなかったと思います。
ちょっと軽い感じのキャラだなくらいには無意識に思っていたかもしれません。
その後に念能力と名前がリンクしているのを知って驚きました。
こういった見えない所の裏設定というのも今は驚くばかりですし、気付く人もなかなかすごいなと思います。
考察ジャンルを知って楽しみ出すと気付くのは当たり前になってはくるんですけどね。笑。
少しホラー話に話題を移すとヒナ(ヒリン)はうさぎキャラという事です。
ヒナの他にも十二支んの卯キャラのピヨンなどがうさぎ繋がりでいるのですが、たまに怖い毒舌を吐きます。
ヒナ「約束は守ってね。でないと殺しちゃうので(ハート)」
HUNTER×HUNTERのコミック27巻「No.285 分身」でヒナがビゼフ長官に言ったセリフです。
冨樫義博先生はヤってはいけない事をヤってしまった。
その反省を懺悔するために、さらにはその当時バレた時に繰り広げられたであろう恐怖の修羅場の思い出を決して忘れないように作品に自己暗示を掛けたという考察は成り立たないだろうか?
ピヨン「レオリオ!!!ぐるぁ!!ねてんのかてめーは!!」
HUNTER×HUNTERのコミック27巻「No.332 喝采分身」でピヨンがレオリオに言ったセリフです。
何かハンターハンターは豹変する女性キャラが多いですよね。
ヒナとピヨンはうさぎ繋がりですが、パームとかも豹変すると怖いですよね。
まさかとは思うのですが、冨樫義博先生の嫁の直子姫が元ネタなんじゃないのかという考察を私はしています。どうも自己体験に基づくトラウマ系の元ネタがありそうな気がするんですね。すると嫁の直子姫とは別の女性の可能性も出てくるわけです。
ハンターハンターのホラー都市伝説です。あくまで考察のフィクションでのホラー都市伝説ですので決して認識を間違えないで下さい。
まとめ
ハンターハンターの蟻編で登場したかわいいと人気キャラにもなっているにヒナ(ヒリン)についてまとめてみました。
最終的に流星街に向かう時にはかなりノリノリでした。
前世の名前以外の記憶がどうなっているのかも気になる所です。
ハンターハンターのジャイロ編が描かれるならヒナも再登場しそうな雰囲気はあります。
ネオンのようにいつの間にか死んでるパターンもあるので、ここは今後の展開を見守りたいと思います。