ハンターハンターの作品の中でおそらく多くのファンの皆さんが消化不良として残っているのが、コアラが出てきて絵が荒れたままで発売されたHUNTER×HUNTERのコミック32巻「No.337 懺悔」についてその全容を解明すべく覚醒考察に挑んでいきたいと思います。
よく見ると絵が荒れだしているのは1つ前のお話である「No.336 解除」のキルアが泣くところからなんですね。
そしてさらによく見るともう少し前のナニカ(アイ)が泣いているところも同じ描写なんですね。
たとえ消化不良であっても突然出てきたコアラのキメラアントが赤毛の女の子にした懺悔で何か深い事を言っているのは感じるはずです。
実際にはメルエムの双子の妹に転生したカイトに懺悔したコアラの胸中は・・・。
コアラのキメラアントについて深く考察してみると多くの秘密が隠されている事がわかります。
コアラの正体
絵が荒れたままでコミックがリリースされているのですが、もしコミック32巻についている完敗というタイトルでなければこの懺悔はなかったんじゃないのかな・・・。
当時の日本の社会状況は知りませんが・・・
もし32巻のタイトルが「完敗」ではなく「再会」や「帰還」であれば・・・。
この覚醒考察ブログではコアラの正体はハンターハンターの作者である冨樫義博先生という自分自身を表していると考察しました。
コアラの前世の人を消す仕事とは、漫画家としてキャラを消す(死なせる)という仕事だと・・・。担当編集者に命じられて・・・。
そして信念と想いを込めて逃がしてあげたかったのは赤い髪の少女であり・・・コムギだったのだなと・・・。
赤い髪の少女が泣きながら振り返るのを見つめるコアラの表情が、心をえぐるように刺してくるのです。
赤い髪の少女のペルソナの位置づけであるコムギに逃げてくれって祈りながら・・・逃げれるようにと念を込めて・・・。メルエムと旅立たせてしまった・・・。
東ゴルトー共和国は北朝鮮がモデルとなっています。
理不尽な許されざる異国に連れ去られてしまって耐え忍んでいる多くの人達。
そしてその中の1人である13歳の新潟出身の少女(女のコ)・・・。
我が国の奪われた同胞の日本人の横田めぐみさん(「メ」グミさん)
「逃げてくれ・・・」
この懺悔のお話は本当に何十回と読み、そして涙が止まりませんでした・・・。
眼(「メ」)の見えないコムギの「全てを照らす光」であった蟻の王メルエムが生まれたのがNGLです。
そして赤い髪の少女はコムギのペルソナだと考察しています。
メルエムが生まれた国の赤い髪の少女。
NGLとはもしかして・・・。
政治家と官僚が腐敗しきった日本という国がモデルだったのではないでしょうか。
もちろん戦前からの田布施システムも関係している闇の深いお話です。
日本の国民を守るための検察や警察は、本物の日本人である三井環氏や仙波敏郎氏の内部告発によって犯罪組織である事が明白になりました。
あの撃たれた長官の所持していたマンションは奥さんの住んでいない値段が7900万といわれる億ションでした。
魂について
「こうなる前は魂なんて信じちゃいなかった。」
元々は犬のキャラでキャラを消す仕事をしていた。でも人として覚醒しコアラに生まれ変わったのに「冨樫義博」として同じ事をしている。
そして人間の身体を構成するための情報が詰まっているDNA(遺伝子)についてのお話があり、小さい事とエネルギーの総量はイコールではないという事を理解しています。
次に精神に宿っているであろう魂はDNAと同じくらい小さいけど繰り返す力を持っている事を知ったわけです。
精神(心)と身体は繋がっています。
「このままでいいはずがない」というコアラ自身の想いと、おそらく無関心でいる日本社会の事を指しているのだと思います。
コアラは日本社会の事は指そうとはしていません。私がそう思うだけです。私が覚醒によって変わるまでは無関心だったからです。
マザーテレサの残した言葉にあるそのままだと思います。
「愛の反対は憎しみではなく無関心です。」
確かに自分が生きるので精一杯の人もいるし、全ての人に愛をというような事は聖人でもなければできません。でも・・・。
懺悔の相手
赤い髪(日の丸の赤)の少女はメルエムの双子の妹として生まれ変わり、そこにカイトの魂が転生しました。
この覚醒考察ブログではコムギとメルエムの事を横田めぐみさんとそのご家族という考察での答えを出しました。
「オレが本当に撃つべきだったのは少女(あのコ)じゃなく追ってきた連中だった・・・!」
冨樫義博先生は命を懸けてまでマサドルディーゴ(金正日)の影武者を撃ったわけです・・・。
ではこの懺悔は・・・。
赤い髪の少女やコムギに「逃げてくれ」と祈りながら自分は傷付くまいと必死だったんだ。
これは現実世界の自分の行動について語られているのだと思います。
自分が念を込めて隠によって隠した作品の中でしか思うことを言えず・・・。いや・・・でも誰だってそうだと思います。神でもないと解決できないとしか思えない理不尽な問題・・・。
そしてメルエム(横田めぐみさんの家族)の双子の妹であるカイトに対して懺悔することによって自分だけ救われようとしている。
「全く救えない話さ・・・。」
去ろうとするコアラを赤い髪の少女が止めます。
「待てよ。逃げるな」
「お前はあたちと来い」
「これからずっとだ」
「お前が撃ったあたちのそばで」
「これからずっと『これしかない』って生き方をするんだ」
「これはお前の義務だ」
「選択の余地なんか無い」
あたちといっているのはカイトではなく、赤い髪の少女であるメルエムの双子の妹だと思うのです。もちろんカイトの記憶は転生によって引き継いでいる状態であるとは思いますが・・・。
通常コアラは水を飲まないんですよね。でもコアラのキメラアントはひょうたんの水を飲んでいます。赤い髪の少女も「自ら死んでリセットなんて誰が許すか。毎日あたちに謝りながら生きろ」と言っています。
もしかして何か制約と誓約を使おうとすらしたのではと思えてしまうわけです・・・。
この後にゴンが登場して赤い髪の少女はカイトになって「オレ」という一人称に切り替わっています。
赤い髪の少女の「あたち」はメルエムの双子の妹としての一人称だという事です。
コアラの決意
ゴンが去った後にコアラはカイトに謝っています。正確にはメルエムの妹に謝っているのかなと思います。
コアラ「悪かった」
カイト「何にだ」
コアラ「・・・楽になりたくて全てから逃げようとした」
コアラ「苦しくても生きてみるよ」
コアラ「『精一杯やった』って死ぬ時思える様に」
人は死ぬ時に後悔する事があり、たくさんの人が無念や後悔などの想いを残して亡くなっていくそうです。それは死を見取る看護師や医者という職業に付く人が何度も何度も聞いているようで本になっていたりもします。
ここでコアラは決意を固めて精一杯生きる事をメルエムの双子の妹に対して誓っているのだと思えるわけです。
まとめ
コアラ(冨樫義博)の懺悔は終わり、HUNTER×HUNTERという作品の連載は続いています。
この懺悔の回は絵が荒れているのですが、これはとてもまともに描ける内容のお話ではなかったんじゃないのかなと思うわけです。
お話の最後にある「世界儒のてっぺんで待つ」というジンからゴンへのメッセージ・・・。
まるでこれは日本の日の丸を描いているように見えたんです。
私は愛国心などないですし、日の丸自体もどうかなと思っているくらいの人間です。
でも日本の心は死んではいないと信じているわけです。
それと、私自身は無神論者で無宗教ですが、神はいるんじゃないのかなと思っています。
でも神は人の運命は人でしか切り開けないように試練を与えたのじゃないのかなと・・・。
神は乗りこえられる試練しか与えないはずです・・・。
繰り返してはいけないと私も思います。
もう本当に本当に時間がないのです・・・。
私はIプランを作りIプロジェクトに人を集めようとしています。
追記)
これは2017/05/01に追加した文章ですが、絵が荒れたネームに近いむごいとされるこの懺悔は理由があったのだと考察でわかりました。
さらに2018/06/02に追加した文章ですが、この記事を最初に書いてから1年以上経過し、他にもその後いろいろとわかった事が山のようにありますが、冨樫義博先生は東北出身で新潟の隣の山形生まれでした。