今週の週刊少年ジャンプ2号に掲載されている最新話、ハンターハンター410話「交渉④」の文章でのネタバレ解説です。
読者反応のまとめなどからも情報を引っ張ってきています。
感想や考察はそれぞれ別途記事を作ってます。
ボークセンのイカサマが確定
ボークセンはモレナ達の仲間になる「YES」のカードを選びましたが、内心では「違う」という心理描写がされていました。
明らかに操作系の念能力で操作されている感じです。
これは結果的にモレナの念能力が発動した結果でした。
モレナとしてはイカサマがあった事を念能力で自動的に検知したので、どのようなイカサマだったかを考察しそのまま言い当ててます。
イカサマの方法は選択する必要のある「R」のカードの表側の縦辺の両方にほんの僅かにヘコみをつけるというものでした。
ヘコみをつけたのは残った2枚のカードを確認した時でした。
ボークセンが勝った喜びでカードを握り潰したのも証拠を消すためでした。
仲間になった後の判断
モレナの仲間になったボークセンですが、ツェリードニヒの私設兵の仲間達(王立軍学校出身者)の元に戻る事を決断します。
理由は「目的」が出来たからです。
この「目的」は今の所は不明ですが何か計画があるのでしょう。
モレナ達に対抗するためには力が必要だけど、能力を得るためには誰かを殺す必要があります。
それとまだボークセンは最後の条件を満たしてないので、能力を得るためにはモレナ達が殺人をしている現場に居合わせる必要があります。
まずは最後の条件を満たしてから私設兵の仲間達の元に戻るのが有利な展開を呼ぶ可能性もあえりえそうなのですが、おそらくボークセンにも何らかの意図があるのでしょう。
仲間の元に戻る前にモレナ達の事を調査するために、色々と案内をしてもらう事は抜かりなく実行しています。
モレナの念能力
交渉ゲームが結末を迎えてモレナの念能力の詳細がさらに判明しました。
まず交渉ゲームとカード自体もモレナの念能力の一部でした。
対戦相手のイカサマを抑止する自動的な機能がついていました。
モレナ自身がイカサマは一切しないという言葉の通りだったわけです。
対戦相手がイカサマをすると操作系の能力が自動的に発動し、イエスかノーしか選べなくなります。
突き詰めれば抜け道がありそうな気もしますが、きちんと設計されてゲームを構築しているようです。
モレナは「恋のエチュード(サイキンオセン)」というゲームアプリの運営(ゲームマスター)のような立ち位置という事です。
YESのカードの解説
モレナはゲームマスターでもありプレイヤーでもあるわけですが、運営の立場として仲間のレベルやポイント、位置情報や能力値も把握できます。
ゲームからの離脱方法は3つあるようです。
- 目的のクリア
- モレナの死
- プレイヤーの死
モレナの目的達成で全員がゲームから離脱する事になるのか、各自の目的達成でそれぞれが個別にゲームから離脱するのかは不明ですが、何となく個々に離脱できそう気もします。
個々の目的を達成時に継続するか選べるとか、この辺りは厳密なルールは説明されないままにストーリーが展開しそうな気もします。
仲間内のルール
ボークセンがモレナの仲間である限り、ボークセンは命を狙われないし、その周りの大切な人達も狙わないと約束されています。
ただし、仲間割れや裏切りも運営の目に余りさせしなければ禁止されていないというルールもあります。
という事はレベル0の状態では完全に安全が確保されているのでしょう。
全員に共通する目的のために必要な特質系能力者という事で安全が担保されている感じです。
一定の範囲内で仲間割れや裏切りが許されているのは、目的の達成に不要な人間との判断などがされる場合があるからのようです。
ベンジャミンの状況
特殊戒厳令を発令したベンジャミンですが、途中経過の描写は省かれつつも状況が判明しました。
ベンジャミンはバルサミコがハルケンブルクに使った生物化学兵器(TSK-17)に感染したようです。
これはハルケンブルクが仕掛けて成功したようです。
どのような状況で仕掛けたのかの描写はカットされています。
自分の死を覚悟したベンジャミンは緊急事態法第一条「王政維持の危機」を使う計画を描きます。
ベンジャミンには非嫡出子がいる事が判明しました。
自分が死んでも非嫡出子を国王にするためにナスビーより継承権譲渡の宣言と誓約書の授与を受けるつもりです。
「壺中卵の儀」を中断させる感じではなく、特殊戒厳令で一気に他の王子の全員の命を奪うのを前提に動く感じつもりのようです。
カイザルの期待している光明と、用意している最後の砦が何なのかは非常に気になる所です。
他の王子の状況
ベンジャミンが動ける時間は9時間半程で、それまでに残りの王子を殲滅させる必要があります。
居場所を把握できてない王子が4名残っているようです。
三権を掌握すれば一気に命を奪いにいくはずです。
第3王子のチョウライと第7王子のルズールスが行方不明でさらに下位王子に後2名の行方不明がいるようです。
1人は第13王子のマラヤームが念空間にいるので確定といえます。
残り一人はフウゲツが霊獣の能力で姿をくらませてベンジャミンからすると行方不明になっているのか、他に考えられる想定として、ハルケンブルクがベンジャミン急襲後にバルサミルコから別の身体に乗り移る算段をつけていて拘束されずにうまく逃げ延びてどこかに潜伏しているとかがありえるのかなと思います。
ネタバレ解説のまとめ
交渉ゲームがテンポよく完結して一区切りつき、特殊戒厳令も発令された状況が判明して一気に展開が進む状況になっています。
予想通り10話での休載が決まり次の連載開始は未定となりました。
大きく場面切り替えがあるのかは気になります。
メイン展開として旅団パート、クラピカパートの続きがありますが、センリツパートも気になります。
今後、ハルケンブルクの展開に関する回想シーンが描かれるのかも非常に気になる所です。
どういった展開で一気に全てのパートが繋がっていくのか楽しみです。
感想や考察はそれぞれ別途記事を作ってます。

