今週の週刊少年ジャンプ52号に掲載されている最新話、ハンターハンター408話「交渉②」を読んでみての考察です。
HUNTER x HUNTERの週刊連載をベースにしている軽めの考察と情報アップデート記事です。
今週はモレナの目的が判明し、謝肉祭というカキン帝国のおぞましい闇が公表されました。
感想やネタバレ解説はそれぞれ別途記事を作ってます。
⇒ 408話「交渉②」の感想
⇒ 408話「交渉②」のネタバレ解説
謝肉祭に関連する設定
モレナの目的はカキン帝国の滅亡ですが、その後は人類滅亡までがんばりたいと思っています。
自分が理由はカキン帝国の闇といえる謝肉祭によって生まれた祭孤児だったのが原因です。
その中でもモレナは「肉」に分類されていました。
エイ=イ組の運営する人身売買組織で子供の頃から性奴隷として生きてきました。
このおぞましい謝肉祭がずっと前からいろいろと伏線として暗示されていたようなので、いろいろと検証や考察をしていきたいと思います。
守護霊獣
この悲惨なカキン帝国の闇に実は王位継承戦の王子達の守護霊獣が伏線として関係していたようです。
王族一行という事で王妃や二線者、国の要職にある人物やお金持ち、最悪は他国からも参加しているはずですが、ここでは守護霊獣の形から謝肉祭に参加しているであろう人物をアウトかセーフの判定をしていきます。
- 国王のナスビー「アウト!」(胸と女性器)
- ベンジャミン「アウト!」(男性器)
- カミーラ「グレー?」(胸・コンドーム?)
- チョウライ「アウト!」(肛門)
- ツェリードニヒ「グレー?」
- ツベッパ「セーフ!」
- タイソン「セーフ!」
- ルズールス「アウト?」(男性器)
- サレサレ「アウト!」(口)
- ハルケンブルク「セーフ!」
- 他の下位王子「セーフ!」
国王のナスビーはもちろんアウトなんですが、国王になる前の王子の時から現在の守護霊獣とも思えません。
謝肉祭への参加回数を重ねるについれて今のおぞましい形状に進化してそうです。
ベンジャミンの守護霊獣の形に関しては謝肉祭の情報が出回るまで全くわかりませんでしたし、ラオウ化してきた長兄が謝肉祭に参加していたのはショックです。
カミーラは女性という事もありプレイ内容も不明なためにグレーです。
今回一番ヤバイのがチョウライかもしれません。
ヒソカにもヤバメの下ネタ入れてきたのより、もっとたちが悪いです。
いわゆるアナルプレイという事ですが、守護霊獣の口が穴で、放射線状のシワと周りにケツ毛が生えてるという描写だったわけです。
完全にアウトネタです。
チョウライの相手が女性なのか男性なのかも不明で、男性なのであれば、掘る方なのか掘られる方なのかもわかりませんが、何か伏線が潜んでいるか今後わかってくるかもしれません。
ツェリードニヒは元々かなりヤバイ解体趣味を持ってるので何とも言えない感じです。
ツベッパとタイソンは女性という事でセーフです。
ルズールスはどうもアウトっぽい感じです。
サレサレははっきりとアウトで口を連想させる守護霊獣ですし、そもそもずっと女とベットの上で絡んでました。
女好きとはいえ、謝肉祭のような残酷な事を好んでいるのかは不明です。
ハルケンブルクはさすがにセーフでしょう。ここに闇が無くてよかったとは思います。
下位王子達は年齢的にもなさそうですし、守護霊獣の形状も大丈夫そうです。
ただモレナは下位王子達の年齢からも「肉」としての性奴隷でした。
あまりにも悲惨なカキン帝国の闇ですが、実際に現実世界でもエプスタイン事件などの実在のモデルがあっての話です。
日本も在日支配されて日本人の大人が洗脳されているために、子供達が悲惨な犯罪に巻き込まれるプチエンジェル事件、ジャニーズ事件、ベビーライフ事件などが放置されてきました。
そしてまっとうに生きようとする日本人が命を奪われてきたのです。
3種の神器
3種の神器も謝肉祭と関連している可能性が出てきました。
肉にナイフで切れ込みを入れている描写がありましたが、明らかに肉は女性のアソコで、ナイフは男性のアソコを表現していました。
ただ謝肉祭の宴が3種の神器への生贄という考え方もできます。
すると肉が生贄でナイフは吉兆丸とかの暗喩かもしれません。
村落が祭りの火なのか焼き討ちの火なのかわかりませんが、燃えているように見えるのも気になる所です。
「持て成す者」以外の「その他」の人達はどういった運命だったのか気になる話です。
暗黒大陸の5大厄災
謝肉祭が守護霊獣や3種の神器と関連しているのではないのかと考察があるなかで、もしかすると暗黒大陸の5大厄災までもが関係してる可能性も考察できると思います。
まずビヨンドが王位継承戦に絡んできている事がストーリーの展開的には意外というか想定外だったわけです。
そしてビヨンドには暗黒大陸への渡航歴があります。
クカンユ国に同行してゾバエ病に捕まってます。
ロンギの話ではビヨンドは自分の子供をカキン帝国の国王にする準備をしていてたと推察しています。
30年位前の真林館事件で帝国社会主義から議会民主主義にシフトしたのもビヨンド絡みの可能性が高いです。
一方で暗黒大陸の情報としてジンの話ではアイとパプの犠牲者はこちらの世界でも見つかっているという話でした。
アイはナニカの犠牲者だというのは判明しています。
人飼いの獣パプは快楽と命の等価交換という事で、少し謝肉祭とは関連しそうな厄災です。
ここまで関連付けがされる展開になるかはわかりませんが、3種の神器を守ってるのがパプとかないかなとふと思ったりしています。
交渉ゲームの展開と行方
交渉ゲーム全般においてもまだ気になる事やよくわからない事は残っていて、ブラフやミスリードがあるかなどを簡単に整理しておきます。
NOが残った時の扱いがあいまいで、ややこしい話の流れです。
最終的にはボークセンが死ぬような説明に落ち着いたようにも思いますが、交渉ゲームを中断したり、ボークセンが死ぬのが嫌だから仲間になりますと言えば、仲間になれるかのような心理描写があってよくわかりません。
それとモレナは今の仲間にも全員に対して交渉ゲームをしたのかが謎です。
交渉ゲームが長引いた場合のモレナ側のリスクもまだ公表はされていないです。
ボークセンがXで無事に帰れた場合のモレナ側の制約と誓約の話はかなり長くされていたようですが、公開されていないのは気になります。
今後Dの取引カードが使われるのかや特殊戒厳令の発令理由がなにかなど気になる点はまだまだ残っています。
特殊戒厳令
最後の方で特殊戒厳令が発令され交渉ゲームに影響を与える事態となりました。特殊戒厳令がモレナの用意したブラフの予想なんかも出てますが「ゴゴゴ」という鳴動が起こっている描写もあります。
おそらくハルケンブルクが動いたのだと思われます。
ハルケンブルクがベンジャミンに攻撃を仕掛けて失敗して特殊戒厳令が発令された可能性、攻撃の前に特殊戒厳令が発令されつつもハルケンブルクの攻撃は成功した可能性、ハルケンブルクが攻撃を成功させ、ベンジャミンの身体を使って下位王子を守るために発動させたとかも考えれます。
他にもマフィアの抗争が本格的に勃発して激化したり、カチョウやセンリツが進めていたルズールス暗殺や暗殺未遂に絡んでの特殊戒厳令なども考えられます。
考察のまとめ
交渉ゲームが始まってしまって、落ち着いた展開から一転して激ヤバ展開になりました。
ストーリー上ではボークセンとモレナの心理戦の応酬がされています。
しかしネットは謝肉祭がぶっこまれて一気に盛り上がってます。
交渉ゲームの展開と特殊戒厳令の発令がどう影響するかを見守りたいです。
王位継承戦にはビヨンドも絡んでるわけなので、必然的にモレナはビヨンドも敵に回す事になるかもしれません。
王子殺しで50ポイントですからね。終わりの始まりがスタートしそうです。
感想やネタバレ解説はそれぞれ別途記事を作ってます。