409話「交渉③」の感想

今週の週刊少年ジャンプ1号に掲載されている最新話、ハンターハンター409話「交渉③」を読んでみての感想です。

HUNTER x HUNTERの1ファンや読者視点での感想記事です。

ネタバレ解説や考察はそれぞれ別途記事を作ってます。

⇒ 409話「交渉③」のネタバレ解説
⇒ 409話「交渉③」の考察

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初見読みと先週の振り返り

初見読みでは思ったより、すんなり交渉ゲームが終わったなという感じがしました。

モレナの格上感は変わらずですが、個人的にはボークセンの有能さが見直されました。

ただあっさりしすぎて感情が動かなかった感じです。

全体的には予想通りの展開もありつつ、そういう事だったのかという伏線の回収もありました。

ほぼほぼ納得はいく内容の展開ですが、Dの取引カードのやりとりは少しまだ不自然な違和感が残ります。

Dの取引カード

メタ的にも時間稼ぎの方法としてもDの取引カードが選ばれる事は予想できており、その通りの展開になりました。

ボークセンがモレナ側のリスクに巻き込まれる事を想定するのも予想通りです。

しかしモレナ側には不自然なお願いに思えました。

何故かというと「NO」と「R」しか残ってない状況でキスをしたところでボークセンを殺すか解放するかしかの選択しか残ってないわけです。

交渉ゲームのカードの構成自体にも何か違和感を感じます。

YESが残ったら仲間になるのに必然的にキスは必要になります。

最初から説得されて仲間になりたい相手と、ボークセンのように敵対勢力を仲間にする時で交渉ゲームの条件が少し違う可能性とかないのかと思いました。

それと子の意思が通せるのは「R」と「J」のカードとボークセンの場合は「X」のカードもですが、運要素が無駄に高すぎる気がします。

YESは本人の意思ではない結果であるという事です。

なりたくもない仲間になって状況によっては簡単に裏切る事が可能な気がします。

全ての条件を満たせば絶対に裏切りはできない操作系の能力も発動されるのかなどが無いとリスクが高すぎます。

交渉ゲームを始める前にゲームからリタイアするとイエスとノーを言う他の自由を一切奪われるという選択がありました。

すると最初から仲間になりたい場合は交渉ゲームをしないという選択肢も存在してないと整合性が取れないと思います。

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何度か読んでみての感想

何度か読んでみても、すごいあっさり終わったなという印象が一番強いです。

予想が外れて驚いた事もあります。

NOでボークセンを殺すのは予想外でした。

ボークセンを殺してしまうとまたツェリードニヒの私設兵を探して拉致してこないといけませんからね。特質系能力者もまた一から探して交渉ゲームやる事になって、おそらく今度は最低2人に対して交渉ゲームが必要になります。

そういう意味ではNOが仲間にするための脅しだと予想していたボークセンも予想を外していて、QAの質問の中で真相に辿り着けた感じです。

それとボークセンがイカサマを疑った時にモレナは2枚とも「X」になっているとでも?と聞き返しました。

これって2枚とも「NO」の間違いなんじゃないのと思いました。

Xが3枚になってたらボークセンが絶対勝利のパターンですよね?

コミック版では修正されるとか?

回収された伏線

交渉ゲームも終了してうやむやになっていた伏線で回収されたものについて整理したいと思います。

交渉ゲームが長引く事によって起きうるモレナ側のリスクは特殊戒厳令発令のようでした。

ただタイミングは想定できてなかったようです。

旅団の襲撃も想定にはあったと思います。どちらかというとこちらの方が想定していたはずです。

それと今の仲間にも一応は交渉ゲームをして制約と誓約をかけて、さらには仲間にもなる条件としても必須のような感じです。

一応はリスクを仲間になる側が背負う制約と誓約として話の辻褄は合うといえば合います。

特殊戒厳令発令

ベンジャミンが特殊戒厳令発令したのは間違いなさそうですが、理由はまだ伏せられた状態になりました。

確かに場面切り替えがなければ状況はわからないままです。

ただミスリードがあったのだと思います。

「ゴゴゴ」という鳴動があったのでハルケンブルクが動いたのだと思ってました。

これは中央ゲートを完全に閉めた音でした。

するとハルケンブルクが動いたのとは別の理由で特殊戒厳令発令があった可能性が高いです。

そう思わせて同時に起きてる場合もありえます。

ミスリードに見せかけたやっぱり伏線でしたという事もあるのかもしれません。汗。

特殊戒厳令発令の理由は第3層にあるようです。

全市民に近くの壁に向かってひざまずき、両手を壁につけてその場で待機という指示で、指示に従わない者は射殺命令が出ています。

モレナが驚いている事からエイ=イ組は関与してないはずです。

近くにいたはずのクロロが上層に行くために混乱を仕掛けた可能性はあります。混乱をしかけずともクロロならコンバートハンズを使って他にやりようはありそうです。

後、考えられるのはマフィアの抗争ですが、特殊戒厳令発令させてまでの抗争を仕掛けるタイミング的な理由もあまり思いつきません。

交渉ゲームの結末

結果としては逃げれるチャンスを棒に振ってまでボークセンはモレナの仲間になる事を選択しました。

メタ的には予想していた展開です。

ただその答えを出す前まではずっと逃げれた後の安全などを気にしていたのに、一気に心境が変わったようです。

モレナを救うようなアイデアが浮かんだのか、内部から計画を中止させるような戦略を思いついたのか何かがあるとは思います。

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感想まとめ

今週のHUNTER x HUNTER409話「交渉③」は想定していた範囲とはいえ、意外なあっさりとした展開で交渉ゲームが終わった感じです。

ただ何回も読み直すと最終的にはいろいろと考えさせられる事も多いです。

ボークセンは何かを心に秘めているようです。

ボークセンが今後どのように動くのかと、誰の為に動くのかは凄い気になる状況となりました。自分のためか、国のためか、ツェリードニヒのためか、モレナのためか、その割合についても何かが絶対にあるはずです。

Xで脱出して、あっさりその後に何らかの理由で死んでしまうパターンも想定の範囲での予想はしてましたが、何らかの使命と意思を宿したように見受けられます。

来週で連載が休載するのかも気になりますし、続きもすごい気になりますよね。

ネタバレ解説や考察はそれぞれ別途記事を作ってます。

⇒ 409話「交渉③」のネタバレ解説
⇒ 409話「交渉③」の考察

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