ハンターハンターの暗黒大陸編におけるストーリーの主要な一部となるのがカキン帝国の王位継承戦です。
14人の王子が次期国王の座を争う生き残りをかけた殺し合いが展開されます。
その中にクラピカの同胞の眼を持つ最後の獣が存在しています。
それが第4王子のツェリードニヒでパイロの首から上を眼を含めて所持しています。
主役級キャラのクラピカがついに辿り着いた最後の緋の眼を持つ相手としていよいよ隠された謎や、今まで張り巡らされていた伏線が回収される時がきたようです。
14人の王子達はナスビー=ホイコーロの正室の子であり、母親の王妃も登場します。
王子と母親の関係
カキン帝国の王族は一夫多妻制のようで、ナスビー=ホイコーロの王妃は複数いる事になります。
表向き正妻には序列はなく、子供の性別も王位継承順位には影響しないので全員が「王子」として扱われます。
生まれた順に第○王子と呼ばれています。
登場するキャラは政治色や宗教色が強く現れていて、西洋文化と東洋文化も入り混じっています。
王妃の序列
ナスビー=ホイコーロの正室(王妃)は8人います。
王位継承権を持つ王子達の母親は8人という事です。
- ウンマ(子供:2人)
- ドゥアズル(子供:4人)
- トウチョウレイ(子供:1人)
- カットローノ(子供:1人)
- スィンコスィンコ(子供:1人)
- セイコ(子供:2人)
- セヴァンチ(子供:2人)
- オイト(子供:1人)
王妃達の名前の由来や意味、アナグラムは後々わかってくるかと思いますが、考察してみた王妃は記録にのこしておこうかと思います。
ウンマ
ウンマの名前の由来や意味はマリアからきていると考察しています。
キリスト教の聖母マリアです。
カタカナをマッチ棒として変換してのアナグラムです。
子供のツェリードニヒがイエス・キリストをモデルにしているので、出てきた考察での答えです。
ドゥアズル
ドゥアズルの名前の名前の由来や意味はドラキュラからきていると考察しています。
カーミラという女性の吸血鬼(ヴァンパイア)が登場する小説があって、ドラキュラの祖とも言われています。
カタカナをマッチ棒として変換してのアナグラムです。
子供のカミーラはまさに吸血鬼のような綺麗な女性ですよね。
オイト
クラピカが護衛する生まれて間もないワブルの母親です。
登場したばかりで情報は少ないですが、かなり裏設定や伏線が張られていると思います。
弟8王妃という事で8という数字が何かに繋がるかもしれません。
幻影旅団のシズクの前にいた元8番とツェリードニヒやクロロと番号がキーとなってオイトまで繋がったりすると面白いんですけどね。
⇒ オイトについて
王子の序列
カキン帝国の王子達にはかなり年齢差があると思いますが最年長のベンジャミンは20代後半から30代前半で、ワブルは生まれたばかりで0歳や1歳だと思われます。
- 第1王子ベンジャミン
(母:ウンマ) - 第2王子カミーラ
(母:ドゥアズル) - 第3王子チョウライ
(母:トウチョウレイ) - 第4王子ツェリードニヒ
(母:ウンマ) - 第5王子ツベッパ
(母:ドゥアズル) - 第6王子タイソン
(母:カットローノ) - 第7王子ルズールス
(母:ドゥアズル) - 第8王子サレサレ
(母:スィンコスィンコ) - 第9王子ハルケンブルグ
(母:ドゥアズル) - 第10王子カチョウ
(母:セイコ) - 第11王子フウゲツ
(母:セイコ) - 第12王子モモゼ
(母:セヴァンチ) - 第13王子マラヤーム
(母:セヴァンチ) - 第14王子ワブル
(母:オイト)
少し気になっている事があって上記は正室の子という設定になっています。
すると側室の子がいてもおかしくないわけです。
もしかすると幻影旅団の団長であるクロロはカキン帝国の側室の子供で母親が殺されて流星街に捨てられたとかの設定があるかもとか深い根拠はないのですが考察してみました。
するとパイロの眼を所持しているツェリードニヒとクルタ族を虐殺した幻影旅団の団長であるクロロが繋がるんですよね。
14人の王子
どうもカキン帝国は政治と宗教と西洋文化と東洋文化がかなり伏線や設定として組み込まれているようです。
ベンジャミン
ベンジャミンは超肉体派のゴリマッチョでいかついです。
元々、念能力が使えて北斗の拳に出てきたラオウみたいなゴツイ体系をしています。
カミーラ
カミーラは女吸血鬼のカーミラがモデルになっていると思われる魅惑の女性。
死後の念を使える強力な念能力者です。
チョウライ
チョウライは見た目的に仏教系の宗教色が強いキャラです。
シュウ=ウ一家のケツモチをしています。
ツェリードニヒ
B・B(ビッグブラザー)と呼ぶ兄のベンジャミンとは犬猿の仲。
エイ=イ一家のケツモチをしています。
元ネタとしてはイエス・キリストがモデルになっていると思われます。
ツベッパ
ツベッパは頭脳派の女性キャラのようです。
タイソン
タイソンハ見た目的には日本の公家(くげ)っぽい眉毛をしていて、ホストみたいな護衛を揃えている天然系のキャラです。
ルズールス
ルズールスは悪童タイプのキャラのようです。
シャ=ア一家のケツモチをしています。
サレサレ
サレサレは女好きで好色家のキャラです。
ハルケンブルグ
15歳で飛び級によって世界最高峰のミワル大学に入学し、アーチェリーの世界大会でも銀メダルを獲っている。
頭脳と身体能力において王子の中でも抜き出たスペックを持っています。
ただ母親や2人の姉とは折り合いが悪くて不遇だったと本人が公言しています。
また「王子の中で唯一認めるのはツェリードニヒだけ」とフェイスボックスでコメントしている。
カチョウ
HUNTER×HUNTERのコミック33巻の表紙に描かれている月と蝶は花鳥風月を表しているという考察があります。
「鳥(トリ)」はチョウと読めるので「蝶(チョウ)」と掛けているという事です。
もしかすると重要なキーとなる人物の可能性、もしくは悲しい運命をたどる可能性もあります。
周りに当り散らしているトゲトゲしい態度は心を偽っているとセンリツが見破っています。
フウゲツ
フウゲツは姉と違い、おとなしい感じの性格でひかえめです。
モモゼ
モモゼは非常にかわいい女の子で、王になる器をもっていると自覚していました。
14人の王子の中で守護霊獣ではなく暗殺者によって1番最初に殺害されてしまいました。
マラヤーム
マラヤームはまだ幼いためか作品上では会話がされません。
ワブル
クラピカが護衛についたのが最年少のワブルです。
補足
今後ハンターハンターのストーリが進んでわかった事や噂となっている考察などは追記していきます。
まとめ
あまりにも複雑で絡み合う王位継承戦は本当に予想できないですね。
ハンターとして護衛についたクラピカとハンター仲間がカキン帝国の王位継承戦に巻き込まれる中で、さらに宿敵である幻影旅団とツェリードニヒが絡んできます。
さらにパリストンとジンの対立や十二支んとビヨンドとの対決などがさらに絡んでくるとなると想像もつかない展開や結末が待っているとしか思えません。
無茶苦茶楽しみですので、期待してストーリーの進展を待ちたいと思います。