クロロ=ルシルフルについて

ハンターハンターのヨークシン編で登場したクラピカと因縁が深い幻影旅団の団長がクロロ=ルシルフルです。

クロロは強くてかっこいいのでかなり人気ありますよね。

自分と関係のない人を殺す事に何も感情を抱いていない性格が善悪でいくと悪にあたるのかなどを考えさせられるキャラなんですよね。

ぶっちゃけ幽遊白書の仙水忍とイメージがかぶっています。

これもメルエムがドラゴンボールのセルをイメージした人が多かったのと似たような感覚なのかもしれません。

幻影旅団とクルタ族の因縁がハンターハンターの作品内で描かれるまでは本当に謎が多い登場人物となりそうです。

クルタ族だけでなくて、キルアの家族であるゾルディックとも因縁があって、なおかつヒソカともバトルで勝負していて本当に作品の中ではキーマンといえる登場人物のようです。

クールで冷徹な性格を持ちつつ無邪気な若者でもあってそこがファンの人達を引き付けているのかもしれません。

謎が多くて伏線や見えてない設定がたくさんある登場キャラですが、わかっている範囲でまとめていきたいと思います。

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プロフィール

HUNTER×HUNTERのコミック8巻「No.071 オークション開催!!」にて全員集合した幻影旅団に向かって地価競売のお宝を全部かっさらう事を宣言するシーンにて登場します。

  • 職業:盗賊
  • 所属:幻影旅団
  • 役職:団長
  • 年齢:26歳
  • 名前:クロロ=ルシルフル
  • 身長:177cm
  • 体重:68kg
  • 血液型:AB型

クロロが団長を務める幻影旅団は別名で蜘蛛(クモ)とも呼ばれています。

団長であるクロロを蜘蛛の頭、団員を12本の蜘蛛の脚に見立てた13人で構成される事から「蜘蛛(クモ)」とも呼称されている。

年齢についてはネオンに占ってもらった時に作中で判明しています。

流星街の出身という事で出生などについても謎が残っていたりします。

ヨークシン編ではハンターサイトを確認しているので、ハンターライセンスを持っている可能性がありますが謎です。

ヒソカが標的にしている相手なので強さはピカイチです。

念能力

クロロ=ルシルフルの念能力は特殊なのですが、盗賊らしく相手の能力を盗み自分の能力として使うことができるという特別な能力です。特質系の念能力者です。

かなり使い勝手もよく汎用性も高いため、念能力に関しての強さに関係する「制約と誓約」のうち発動条件や使用条件に関する制約はかなりあります。

盗賊の極意(スキルハンター)

幻影旅団の団長にふさわしいクロロの念能力が盗賊の極意(スキルハンター)です。

どういった能力かというと他者の念能力を盗み、自分の能力として使うことができるといったものです。

具体的には盗んだ能力を具現化した本に封じ込め、自在に引き出して使用することができる能力です。

盗まれた相手はその能力を使えなくなります。

盗んだ念能力を使う際は、本を片手に持ち、能力者の写真と能力名がのっているページを開いておかなければならない。そのため盗んだ念能力を2つ以上同時に発動することはできない。また、盗んだ相手が死ぬとその能力は本から消えて使えなくなるという制限があります。

能力を盗む為の条件

  • 相手の念能力を実際に見る。
  • 相手に対象念能力について質問し、相手がそれに答える。
  • 本の表紙の手形と相手の手のひらを合わせる。
  • 上記を1時間以内に行う。
栞のテーマ(ダブルフェイス)

盗賊の極意(スキルハンター)に追加された能力。

念能力で具現化した栞(しおり)を本に挟むことにより、本をしまっても栞を挟んだページの念能力を発動できるとされている。

また本を栞を挟んだページとは別に、開いているページの能力も同時に使うことが出来る。

栞(しおり)というと、ちょっとブリーチの月島秀九郎の能力を思い出しますね。

クロロが実際に他者から盗んで使えるようになった念能力も紹介します。

密室遊魚(インドアフィッシュ)

元使用者:不明
クロロが誰から盗んだかは公開されていない能力で、閉め切った部屋でしか生息できない念魚を具現化する。念魚は肉食で特に人の肉を好む。食べられた者は痛みは無く血も出ず、念魚が消えるまではたとえ肉片ひとかけらになっても死ぬことができない。

不思議で便利な大風呂敷(ファンファンクロス)

元使用者:梟(陰獣)
念で創った風呂敷に包んだものを、小さくして閉じ込めることができる。

天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)

元使用者:ネオン=ノストラード
自動書記による詩という形式で、他者の未来を占う能力。自分自身を占う事はできない。

対象を強制移動させる能力(仮称)

元使用者:不明
対象者を強制的に瞬間移動させる能力。幻影旅団のヨークシンのアジトで、ヒソカとノブナガが揉めた際にヒソカに斬りかかろうとしたノブナガに対して使用された事が確認されている。

携帯する他人の運命(ブラックボイス)

元使用者:シャルナーク(幻影旅団)

携帯電話のアンテナを対象者に刺すことで操作する。操作出来るのは最大で2人。

付属のコウモリ・ドラキュラ型アンテナを対象者の体に刺せば操作でき、アンテナが抜けるか対象者が死ぬと操作は解除される。

遠隔操作(リモート)、自動操作(オート)の両方の操作が可能。

番いの破壊者(サンアンドムーン)

元使用者:流星街長老

左手に太陽(プラス)の刻印、右手に月(マイナス)の刻印が出現し、その手で触れることでそれぞれに応じた印を対象に刻印できる。

太陽(プラス)と月(マイナス)互いの刻印が触れ合うと爆発を引き起こす。

流星街の長老から盗んだ能力。

長老が死んだことで念が強まり、死後も本に残り、一度刻印したら消せない能力となった。

刻印は一瞬で押せるが爆発の威力を最大にするには3~5秒ほど対象に触れ続ける必要がある。

人間の証明(オーダースタンプ)

元使用者:不明

念で具現化したスタンプを押した人形を操作することができる能力。人形とする対象の定義は、元の能力者の価値観に基づいたルールがあり、人間の死体は操ることが不可能だが「神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)」などで作り出した人間の複製(コピー)は人形扱いとなり操作可能。

操作可能な数は多いが、あまり複雑な命令は与えられない。

キルアの兄のミルキの能力の可能性が考察されています。

神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)

元使用者:コルトピ(幻影旅団)

左手で触った物体の複製を右手から創り出す能力。複製体は作成から24時間後に消滅する。

生命体は複製できないが、動かない人形としてなら創り出すことができる。

転校生(コンバートハンズ)

元使用者:不明

左右の掌にそれぞれ白黒反転した矢印(マーク)が描かれ 、右手で触れると「相手が自分」の姿になり、左手で触れると「自分が相手」の姿になる。

両手で相手に触れれば、一瞬にして自分と相手の姿が入れ替わる。

あくまで外観の姿形が入れ替わっただけで人格が入れ変わるわけではなく、掌に矢印(マーク)があるかないかで能力者本人か見分けられる。

名前の由来やアナグラム

クロロのアナグラムですが、フルネームはクロロ=ルシルフルとなっています。

名前に関してはほぼ間違いなく数字から来ているはずです。

すなわち「966」です。

そしてかなりキリスト教とも密接に関係してきていると思います。

コートの背中に描かれた逆十字の事を考えるともしかすると数値の意味は「666」なのかもしれません。

キリスト教の新約聖書でヨハネ黙示録には666が獣の数字として記されています。そこから俗に悪魔や、悪魔主義的なものを指す数字とされていて、映画「オーメン」は典型的な作品がありますよね。

逆十字も悪魔崇拝と関連付けさる事があるのですが、実は聖ペトロ十字といって自分がイエスと同じ状態(頭が上の状態)で処刑されるに値しないとして、みずからこの方法を望んだとされる由来があります。

もしクロロの名前が「666」から付けられているのであれば、逆十字と絡めてどういった意味づけを持っているのかが謎となっています。

クロロの名前の由来を予想し正体を考察

ストーリーのネタバレ

ヨークシン編ではクラピカの宿敵のような感じで描かれているのですが、いろいろと見えてない部分が多いです。

ストーリーのネタバレは今後追記していきます。

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クロロの感想

最初にクロロを見たときはなんか幽遊白書の仙水忍に似ているなという印象でした。

ハンターハンターという漫画の世界が現実世界(現実の社会)をベースに設定されているなどとは思ってもいなかったわけです。

考察という概念すら知らなかったので、仙水に似たキャラ出てきたなと思ったわけです。

クロロは何かを探し求めているんじゃないのかなと思ったりもします。

それは幻影旅団という盗賊の団長をしている事からも考察できます。

HUNTER×HUNTERのコミック12巻「No.111 9月4日⑩」にてクロロが捕まえたゴンから質問されています。

「なぜ自分達と関わりのない人を殺せるの?」

この問いに対してクロロは一瞬なんともいえない怖い表情をみせます。

「なぜだろうな?関係ないからじゃないか?」

これは確かにそうなのかもしれません。そしてクロロ自信の心の根底にある探し求めている何かを見つけるヒントを見つけたようです。

「動機の言語化か・・・あまり好きじゃないしな」

「しかし案外・・・いややはりというべきか」

「自分を掴むカギはそこにあるか・・・」

という意味深で含みある独り言のようなセリフを語っています。

この部分は何かクロロ自身の出生やクラピカとの因縁とも関わってきそうに思えるんですよね。

ハンターハンター0巻の冨樫義博先生へのインタビューで明かされている、クロロは望んで幻影旅団の団長になったわけではないという部分とかとも関係してるのかなと考えれます。

ちょっと考察っぽくなってきましたが、感想としてはカリスマ性は本当にすごいですよね。

ストーリーが展開されるのを楽しみに待ちたいと思います。

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まとめ

ハンターハンターという作品の中であまりにも謎多きクロロについて少しずつ見えてきた全体像についてまとめてみました。

流星街と幻影旅団にまつわるいろいろな伏線や設定とクロロの関係が解き明かされるのが期待されるのですが、連載の再開はあるのかが心配ですね。

今後もクロロには注目していきたいです。

ストーリーの展開があればまた追記していきたいと思います。

暗黒大陸編が始まってクラピカが最後の緋の眼を取り戻すストーリーに幻影旅団が絡んでくる展開となり、クロロも登場しています。

実はカルトが取り戻したい兄さんはクロロが関係しているという可能性が高まって目が離せない状況です。

⇒ カルトの取り戻したい兄さんについて考察

登場キャラ
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