ハンターハンターの敵キャラの中では幻影旅団の団長としてカリスマ性を持っていて、かっこいいと人気があるのがクロロです。
フルネームはクロロ=ルシルフルなんですが、名前の由来や意味を予想して正体やモデルとなっている人物なども考察していきます。
見た目は冨樫義博先生が最初に大ヒットさせた漫画の幽遊白書に出てきた仙水忍に雰囲気が似てますよね。
あの日本中を笑いの渦に包んでくれた伝説の号泣議員の野々村竜太郎がブログで仙水忍に影響を受けたみたいな事をプロフィールに書いていました。
今この記事を書いている時点では仙水忍のコメントは消えていますけど、何ヶ月か前には確かにありました。
という事で雰囲気は仙水忍にも似ているハンターハンターではファンの多いカリスマ的キャラのクロロ=ルシルフルの名前の由来を予想して正体やモデルとなっている人物を考察していきます。
名前の由来と意味
クロロはコミック34巻まで発売された状況ではまだハンターハンターの作品の中で活躍中なので今後のストーリーによって答えというか予想が変わるかもしれませんが、既に伏線として張られている設定やセリフなどからクロロの名前の由来や意味を予想していきます。
まずクロロはキリスト教と設定上の関係性が深いです。
よく羽織っているコートの背中には逆十字が織り込まれています。悪魔信仰のシンボルと聖ペトロ十字という真逆の2つの意味を持っています。
そして幻影旅団の団員のシズクは逆十字のペンダントを付けていて団長をとても慕っているんですよね。
HUNTER×HUNTERのコミック9巻「No.074 9月1日③」にてクロロは「それにオレの考えじゃユダは裏切り物じゃない」というセリフをウヴォーとの会話でしています。
これはイエス=キリストに対して良い意味か悪い意味かどちらの意味で言っているのかが気になります。
ここはもろに冨樫義博先生の考え方というか思想とリンクする答えがあるはずですよね。
そしてHUNTER×HUNTERのコミック11巻「No.096 9月3日⑫」ではクロロとネオンの会話の中で「オレはね、霊魂って信じてるんだ」というセリフがあります。
これはネオン=ノストラードや銀河の祖母と呼ばれた詐欺罪で掴まった占い師は信じていなかった死後の世界の否定派と考えは異なっています。
冨樫義博先生がどちらの考え方をもっているかというのが気になるわけですが、これはHUNTER×HUNTERのコミック32巻「No.337 懺悔」にて答えが出ているように思います。
冨樫義博先生はもろにスピリチュアル系の人です。
これは私がこのブログを作る前は全く知らなかったスピリチュアル系の知識を考察するために調べて学び、知識として知ったからハンターハンターという作品の中で設定されている伏線を理解できるようになったのでわかります。
なお私はネオンや銀河の祖母側の考え方に近かったのですが、少しその頃の考え方とは変わってきています。理由はいろいろありますが、今後このブログでも少しずつ記事にしていこうかと思います。
クロロの名前の由来を予想するための設定などは実際にはもう少しあると思いますが、名前に付けられた意味などもふくめて考察していきます。
暴君ネロ
クロロの元ネタはローマ皇帝の暴君ネロではないのかという予想です。
クルタ族と幻影旅団の因縁はキリスト教とユダヤ教の対立や、日本と北朝鮮の対立がモデルとなっていると私は考察しています。
そしてクロロをこの設定に当てはめると下記になります。
- ツェリードニヒ ⇒ イエス=キリスト
- パイロ ⇒ パウロ(サウロ)
- クロロ ⇒ ネロ
史実の解釈の1つではユダヤ教のパウロはイエスを迫害していたのですが、後にキリスト教に改宗しその後に暴君ネロがパウロの首をはねるという流れです。
ハンターハンターの世界では幻影旅団とツェリードニヒは直接、もしくは例え面識が無くてもパイロの首を通して間接的には確実に繋がっています。
クルタ族や流星街とも含めて深い因縁があるように思えるわけです。
名前の由来やアナグラム
クロロのアナグラムはキリスト教の新約聖書でヨハネ黙示録には「666」が獣の数字から命名されていると予想しています。
一番最初の6をひっくり返して「966」となるわけです。
背中に背負った逆十字ともリンクするわけです。
団員のシズクの「ク」は「9」とも読めますが・・・。
これは深読みしすぎて考えすぎてるかもしれませんね。
そしてもう一つ注目したいのが1966年は冨樫義博先生の誕生日だという事です。
ハンターハンターは現実世界が元ネタのモデルとなっているわけですが、まさに966なんですよね。
他には黒路(クロロ)と白路(パイロ)の対比という説もあったりします。
クロロの正体を予想
クロロの名前の由来や意味をある程度予想してみたので今度はハンターハンターの作品内での明かされてない正体についても予想してみたいと思います。
クロロや多くの幻影旅団の団員は流星街の出身のようにも見えますが、出生はわかっていないので出身地は不明です。
もし緋の眼を通してツェリードニヒと関係しているのであれば流星街だけでなくカキン帝国とも繋がりが深いはずです。
ナスビー=ホイコーロの息子
カキン帝国が流星街と何らかの繋がりがあると仮定するのであれば、クロロはもしかするとナスビー=ホイコーロの息子の可能性もあるかなと思うわけです。
14人で争われる王位継承戦には参加していないので、側室の子供という予想です。
8人の正妻という設定の裏読みをすると、当然ながら側室もいるでしょうということです。
第8王妃のオイトはクラピカに対して「国王に見初められた時は強く正妻に拘りました。」と言っています。
実際に作品の中で登場するかは別として側室はいてもおかしくないわけです。
するとクロロは生まれた後、もしくは生まれる前に理由があって流星街に入った可能性も予想できるわけです。
このぶっ飛んだ予想があってるとツェリードニヒとは異母兄弟という事になります。
ツェリードニヒが所有していると思われるパイロの首に関する繋がりも辻褄があってきます。お互いに異母兄弟と知っているか知っていないかなんてのを考えて想像するだけでもゾクゾクしますよね。笑。
旅団の団員のシズクがクロロの妹の可能性もあるのですごい深い関係性があるかもしれませんね。
オイト王妃の弟
カキン帝国の第8王妃のオイトはクラピカが護衛についているわけですが、「愚かな私は貧しい家の出身で・・・」という発言をしています。
クロロとは生き別れた姉みたいな事も考えられるわけです。
ちょっとこの記事を書きながらクロロの見た目をチェックしていたんですが、オイトとクロロは特徴ある三白眼なんですよね。
髪の色も一応は黒で同じですし。
三白眼はヒソカとかもそうなんですけどね。
そう考えていくとシズクは三白眼ではないんですけど、キルアの家系を見ると兄妹は似ていない場合もあるので見た目というよりは設定から予想してみた考察になりますかね。
キキョウの息子
ゾルディック家と幻影旅団にはいろいろな因縁があるわけですが、キキョウは流星街の出身という設定が存在します。
ここにカルトが取り戻したい兄さんという伏線が張られているわけです。
幻影旅団のNo.1であるクロロは明らかに関係してきそうです。
実は新たな説としてクロロがキキョウの息子ではないのかという考察が存在します。
するとカルトが取り戻したい兄さんとはクロロだという説が成り立つわけです。
まとめ
ハンターハンターの作品の中ではまだまだ謎に包まれているクロロ=ルシルフルの名前の由来を予想し正体を考察してみました。
暗黒大陸編ではクラピカとクロロの因縁がツェリードニヒとの関係も含めて明らかになっていくはずなのでとても楽しみですよね。
いよいよ奪われた緋の眼の謎が解明されるかもしれません。
幻影旅団とクラピカは「全員死にます」というHUNTER×HUNTERのコミック0巻「クラピカ追憶編」での冨樫義博先生の公式コメントがどのように描かれるかが待ちきれません。
蛇足になりましたが、クロロ=ルシルフルが仙水忍に雰囲気が似ていたので、そのファンである野々村竜太郎を話題にしてみました。
もしかして何か他にも繋がりがあるのかと少しだけ野々村竜太郎の生年月日を調べてみると何と冨樫義博先生と同じ年に生まれていました。
彼は反省して社会復帰と社会貢献がしたいそうです。
この繋がりは運命にまで繋がるのか・・・。
HUNTER×HUNTERのコミック24巻「No.255 5-①~2-①」でキルアはイカルゴに言ったセリフがあります。
キルア「来れるか?こっちへ」
それに返答したイカルゴの回答は本当にかっこよかったです。
奇しくも冨樫義博先生と同い年の野々村竜太郎。
- 冨樫義博:1966年4月27日生まれ
- 野々村竜太郎:1966年7月29日生まれ
多くの無能で腐敗した政治家が同じようにやっている事を爆笑コントの記者会見をしたきっかけで野々村竜太郎のみがメディアの標的というよりは注目を浴びる事になったわけですが、ある意味では幸せというか意味があったのかもしれません。そういえば歴代の腐敗した都知事が嘆かわしい状況ですが、猪瀬直樹の爆笑コントは野々村竜太郎よりは注目度が低かったですね。
他の無能で腐敗した政治家はおそらく今も同じ事を続けているでしょうし、何一つ罪を償う事もなく反省もしないでしょう。
「野々村竜太郎、来れるか?こっちへ」
ちなみになんですが、追記しておくと冨樫義博先生は1966年生まれなわけです。966なんですよね。まさかとは思うのですけどね。汗。
コアラのキメラアントとして自身を登場させつつ、自分があこがれたペルソナはジン=フリークスで、クロロにも自分の何かを重ねているのかもしれませんね。