今週の週刊少年ジャンプ50号に掲載されている最新話、ハンターハンター406話「神器」を読んでみての感想です。
HUNTER x HUNTERの1ファンや読者視点での感想記事です。
ネタバレ解説や考察はそれぞれ別途記事を作ってます。
⇒ 406話「神器」のネタバレ解説
⇒ 406話「神器」の考察
初見読みと先週の振り返り
初見読みで一気に読んだ感じの感想としてはこれは今後、すごい展開になりそうだなとゾクっとしました。
クロロの命を懸けた信念やばいでしょ。
おそらく冨樫義博先生の心理描写としての吹き替えのセリフとしても入ってると思いますね。
クロロの神器を盗むという想像すらしてなかった展開にただただ驚きました。
先週もかなり面白い展開だったんですが、今週はそれ以上に面白いのと、今後の展開を考えるとゾクっとした感じです。
実は冨樫義博先生のXのポストが今週のジャンプ発売日前に事前に話題になってたんですよね。
No.406台詞入れ、
6時間やっても終わらない笑。 pic.twitter.com/k5T3oJmcCM— 冨樫義博 (@Un4v5s8bgsVk9Xp) June 10, 2024
セリフ入れが6時間やっても終わらないって2024年の6月の段階で言われてたので、今回はとんでもない心理描写の文字羅列の連打があると予想してたんですけど、なんかちょっと違いましたね。
そこそこのセリフ量があったとはいえフェイントかな。
何度か読んでみての感想
今週は先週から大きな場面転換はなく、ノブナガ達がシャ=ア一家の組長補佐タハオに案内され二層に向かう所から始まってます。
先週はタハオの「さぁてこっからは色々とキツイぞ」のセリフの意味が全く想像できませんでした。
罠とかあるんかなとか思ってたんですけど、そんなはずもなさそうだしなと考えていました。
結論としては「臭い」だったんですけどね。
臭いがクサくてキツイという話になるほどそういう事かと思いました。
旅団パート
第2層に続く描写ですが、後から見直してみるとスゴク緻密に丁寧に描いているなと思いました。
ちょっと北斗の拳を連想しませんでしたか?
最近はベンジャミンがラオウ化してきてますしね。
ジャコウが「もっと光を」と言っている時に地下で強制労働の発電をさせられている時の映像がふと思い出されました。
ノブナガが別行動になって下層に戻りましたが、フィンクスとフェイタンがヒソカに狩られないかドキドキしますね。
最近はできれば旅団メンバーは死んでほしくない派になってしまったので。
エイ=イ一家との抗争が先にメインの展開ならすぐには死なないとは思いますが、今後は大量に主要キャラが死んでいく展開の可能性もあるので、ちょっと先の展開にビビりますね。
ヒンリギパート
ヒンリギの仕掛けた発信機ですが、牡蠣から元の発信機に戻る描写が入ってました。
ヒンリギが飲み込むために牡蠣に変化させたのかもしれませんが、誰もいない部屋で能力が解除され元に戻りました。
これって何か意味あったのかな?
と思うわけですが、単純にノブナガがダウンタウンの松本人志さんがモデルになっていて牡蠣が嫌いだから、それをアピールするために入れた手の込んだネタだったのかなと考えてしまいました。
その後に描写のあったリンチの殺され方って必然的な方法とはいえ、かなりえげつないなと感じてしまいます。
ボノレノフも女性キャラに容赦ない感じですね。
正直ヒンリギにはヒソカに変身したボノレノフがリンチを殺害したとはバレないんじゃないのかなと思ってました。
何となくですが、あんまりバレるような感じもしなかったんですよね。
でもボノレノフはフラグを立てまくってましたね。
あれだけ心理描写でのフラグを立てまくってたら、そりゃやっぱアカンのかって感じでヒンリギにバレてしまって残念です。
これで幻影旅団はシュウ=ウ一家とも戦争ですが、ザクロがシャ=ア一家と抗争だと言ってた意味が今一つわかりませんでした。
ヒンリギが誰であろうとリンチの仇はとると言ってるところには信念を感じますね。
おそらく「神器」と「仁義」をかけてると思います。
ただヒンリギはエイ=イ一家の3人組にもリベンジで狙われているので今後どういう展開になるのかは気になる所です。
クロロパート
クロロが謎のスキルハンターの念能力で携帯電話を使った電話をかけていましたが、詳細な解析はガチ考察勢の人にまかせたいです。
予想ではクロロが上層で探しているお宝についてはクロロが蜘蛛の巣として用意した闇サイトに引っかかったツェリードニヒ関係のお宝を狙っていると思っていました。
しかし予想に反して非常に驚きの展開がありました。
これはマジで驚いた展開だったのですが、クロロはカキンの至宝、3種の神器を狙っていました。
- 壺中卵
- 儀座禅仏
- 吉兆丸
こんな展開があるとは本当に想像もしてませんでした。
さらにはクロロの念能力である「盗賊の極意(スキルハンター)」には進化の可能性がある事まで判明しました。
そしてボノレノフが心理描写で言ってたようにクロロは3種の神器を盗む事をトリガーにして誰かの念能力を盗み、その念能力でヒソカを暗殺しようとしています。
もうわけわからんけど激熱展開でしょ。
そしてクロロは死ぬ覚悟を既に固めており、既に次善は整い旅団は続くと言っています。
恐ろしい程のクロロの信念。
とてつもない覚悟を決めて、とてつもない頭のよいクロロがデザインした旅団(くも)が続くという計画にゾクゾクせずにはいられません。
今週話でゾクっとしたのは明確にこの部分です。
まとめ
今週のHUNTER x HUNTER406話「神器」は本当に最高に面白い展開でした。
ビヨンドがカキンの継承戦にがっつり絡みだしてわけわからん状態から、クロロまでがっつり、とんでもない展開かましながら全体ストーリーに絡んでくるの凄いですよね。
一応さすがにキャラは出揃ったと思いますが十二支んとかも今後、ある程度は活躍の場があるかもしれませんし、次週以降どうなるんでしょうね?
激熱展開が続きそうな予感です。
でも抗争が始まって一気に激化すると削り合いで一気にキャラが死んでいきそうなんですよね。
どういう展開でどういう順番で退場していくのか今は予想もできない感じです。
あまりキャラに死んでほしくないと思い始めてきました。汗。
ネタバレ解説や考察はそれぞれ別途記事を作ってます。