NGL自治国(ネオグリーンライフ)について

ハンターハンターのキメラアント編においてキメラアントの女王が漂流の末に漂着したのがネオグリーンライフで、通称ではNGLと呼ばれる自治国です。

ヨルビアン大陸のバルサ諸島の南端に位置し、その中の1つの島としてミテネ連邦があります。

ミテネ連邦の最西端にあるのがネオグリーンライフ、すなわちNGL自治国です。

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ネオグリーンライフの特徴

ネオグリーンライフは機械文明を全て捨てて自然の中で生活しようという人達が住んでいる国です。

かつて強力な伝染病が蔓延した時も「自然のままに」と国際医師団の入局を拒否しています。

  • 通信手段は手紙
  • 交通手段は主に馬
  • 人口は217万人

ネオグリーンライフに入国するには非常に厳しい審査があります。

入国審査

NGL国内には一切の機械が存在しないように厳重な入国審査がされています。

金属、石油製品、ガラス製品の持込は禁止されています。

検問所での身体検査

ネオグリーンライフに入国する際には検問所での身体検査が必要になります。

質疑応答の後に、金属探知機、エックス線装置、超音波装置での検査があります。

厳重な身体検査はかつて体内に銃の備品を埋めて持ち込んだ物、直腸にカメラや携帯を隠す物、入国後に訓練した動物にノートパソコンを運ばせようとした者などがいるからです。

違反者への処罰

意図的に文明の利器をNGLに持ち込んだ場合は極刑もありえます。

1987年に潜入取材を試みたTVクルー3名の内、1人が処刑され2人は拘留中です。

ユンジュの犬としてポチとコロと名付けられた2人はもしかすると拘留中のTVクルーだった可能性があります。

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NGL自治国の裏の顔

自然と共に生きるために設立されたネオグリーンライフですが、NGL自治国としては裏の顔を持っています。

実際は飲むドラッグD2(ディーディー)の製造工場を持ち、違法薬物を製造していました。

銃なども国内に持ち込まれています。

NGL自治国の王

NGL自治国の構成員は自然調和の教えに共感している人達ですが、上層部はそれを隠れ蓑に利用していました。

その裏の顔のボスがジャイロです。

ジャイロは12歳で育った飯場を飛び出し9年後の21歳でネオグリーンライフの団体を設立しています。

さらに9年後の30歳でネオグリーンライフは国家となり、ジャイロは王となります。

⇒ ジャイロとは誰なのか正体や伏線を考察

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まとめ

ハンターハンターのキメラアント編の出発点ともなったNGL自治国についてまとめました。

キメラアント編が完結するにあたってネオグリーンライフは国際保安維持機構が暫定的に統治し、事実上の廃国となっています。

その後に永世自然保護区に指定されています。

この保護区の管轄責任はハンター協会が担うことになっています。

NGL自治国の元ネタとなっているモデル国についての考察は別途まとめています。

⇒ NGL自治国の元ネタのモデル国

豆知識
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