今週の週刊少年ジャンプ31号に掲載されている最新話、ハンターハンター411話「発表」の文章でのネタバレ解説です。
読者反応のまとめなどからも情報を引っ張ってきています。
感想や考察はそれぞれ別途記事を作ってます。
⇒ 411話「発表」の感想
⇒ 411話「発表」の考察
扉絵のパイロの首
待ちに待ったハンターハンターの連載再開後の第1回目の扉絵で衝撃が走り、話題を集めています。
ツェリードニヒがパイロと思われる生首を胸元で掲げたカラーイラストです。
「生死、崇高に司る」
ツェリードニヒは当初からイエス=キリストがモデルとなっているキャラです。
後光の光がさす描写の中でクラピカが探すパイロの生首が叫ぶような表情で神の子に抱えられています。
何か大きなメッセージが隠されているような扉絵です。
なぜか目がない状態
クルタ族の緋の眼は頭部とセットであれば価値が上がります。
そしてクラピカはツェリードニヒが最後の緋の眼を持っていると突き止めています。
しかし扉絵のツェリードニヒが抱えるパイロと思われる生首には目がない状態で描かれています。
個々にも何か隠された秘密があるのかもしれません。
それともう一つ話題になっている事があります。
パイロと思われる生首が叫んでいる姿は有名な絵画の「ムンクの叫び」のようにも見えます。
あまりにも有名なこの絵画は「ムンクの叫び」というタイトルで知れ渡っていますが、正確にはエドヴァルド・ムンクの「叫び」というタイトルで描かれています。
この「叫び」はムンクが「自然を貫く果てしない叫びを聴いた」のに怖れおののいて耳を塞いでいる姿を描いたものという事です。
もしパイロの「叫び」が描かれているのであれば、ここにも何かのメッセージが込められている可能性があります。
継承戦の誓約と制約
第2回目の念の講習会がクラピカによって開催され、講習者の増員がされました。
増員に伴って2つのクラスに分かれる事になりました。
- 入門クラス(9名)
- 初級クラス(9名)
入門クラスは2週間の講習で念が使えるようになる状態にする事が約束されています。
初級クラスは週に1つずつ四大行の基本をマスターさせるまでが約束されています。
仮想新大陸到着までの約2カ月の継承戦において、12日が経過した状態で、追加で最大1カ月の念の修行期間が儲けられた事になります。
増員はクラピカ側のリスクについても跳ね上がります。
ワブルに対する暗殺者が増える可能性があるので、警護に使う神経も跳ね上がります。
しかしクラピカはリスクを承知で策を立て、各王子をより武力均衡させるのと他王子の居住区エリアにおける警護人数を減らし継承戦全体を防衛主体にするように仕向けたようです。
この辺りはヒュリコフなどの心理描写を使って丁寧に、しかも自然に読者に伝わるように説明がされています。
各陣営や各自の謀略が渦巻く中でクラピカから重要な発表がされます。
継承戦をも左右し得る「念に関する重大な情報」の発表です。
4つのまつり
カキンは政治と国家運営に念能力を使っています。
政治(まつりごと)のまつりに4つの意味を持たせて念能力による継承戦に利用しました。
- 祀り・・・神への祈り
- 奉り・・・神への供物
- 祭り・・・魂・御霊を慰める
- 政り・・・政祭一致、祭祀者による政治
祀り
国家繁栄を祈念し誓約を立てる
奉り
覚悟の証として血族の命を捧げる
祭り
継承戦の過程で死んだ者を一ゕ所に集め気場(パワースポット)を形成する
政り
祭によって集めた強大な力を以って国政を司る
クラピカはモモゼの遺体が安置されていた場所を気場(パワースポット)と認識していて、継承戦を完遂できるかできないかの自由度を制約(リスク)として組み入れる事が重要だと言っています。
継承戦を完遂できた場合は国王として民衆を率いるにふさわしい守護霊獣の力の維持が可能になります。
この情報を公開するという事は下位王子への暗殺リスクが増大するにも拘らず公開しているので、何らかの策があるのだと思います。
継承戦の誓約と制約
カキンが念能力による継承戦に利用した制約が継承戦の結果を左右するに十分な情報としてクラピカから公開されました。
B・W(ブラックホエール)が新大陸に到着するまでの期間が継承戦の期限になっているという事です。
もしも期限までに王子が残り1名にならず、継承戦が完了しなかった場合にはまつりに関する反動がきます。
すなわちホイコーロ一族の国王の座から陥落です。
誓約は継承戦の参加者全員が命を懸けるという事で成立しています。
制約は立場の弱い者も期限を過ぎれば複数人が生き残れるという幅を持たせる事によって、継承戦が成就した時に絶大な効力を発揮できるように設計されているという事です。
制約に幅を持たせる設計にしてリスクとリターンを天秤にかけるような念能力の設計はモレナの恋のエチュード(サイキンオセン)と少し性質が似ています。
ワブルの継承権
クラピカから継承戦の誓約と制約についての解説がされた後に、関連する話として爆弾発言がされました。
ワブル王子が継承戦の資格を有していないというものです。
念のため王位継承戦の資格をおさらいしておきます。
B・Wに乗船し出航セレモニーに参加した者
第3王子のチョウライは父親がシュウ=ウ一家の組長のオニオール=ロンポウのようなので、父親はナスビー=ホイコーロでなくても問題ないようです。
ただし壺に血の継承を証す壺中卵の儀の事を考えるとホイコーロ一族の血縁である事は必須と思われます。
するとまず考えられるのはクラピカが嘘をついているという可能性です。
ただ真実性のない嘘は信頼を失うので可能性としては低いです。
すると国王ナスビーの子ではなく、父親はホイコーロ一族でもないという可能性が挙げられます。(正室が産んだ子であれば血縁は一切関係がない可能性も一応はあります)
もう一つは子供が生まれた時に赤ちゃんのすり替えが起きてる場合です。
要するに正室であるオイトが生んでない、すなわち実の子供でないという可能性です。
オイトの驚いた表情
オイトとワブルが寝ている寝室において、クラピカの話を聞いていたオイトは衝撃を受けたような表情をしていました。
驚いたという事はクラピカから発表された話について、オイトは聞いていなかった事になります。
オイトの表情にはいくつかの仮説が立てれます。
- あなた一体何を言い出すの?
- クラピカにすら隠してた事実がバレた?
- ついにみんなにバレる時がきたのね。
オイトの表情を読み解くために、クラピカと打ち合わせがあった話なのか、クラピカは真実を言っているのか嘘をいっているのかでパターン分けしてみます。
クラピカとオイトの打ち合わせあり
・クラピカは戦略で嘘をついてる。×
・クラピカが真実を言っている。〇
打ち合わせがあって、クラピカが嘘をついた場合にオイトが驚く必要性は全くないです。
打ち合わせがあって、クラピカが真実を言っている場合はついにみんなに公表される時がきたのねという表情をしているという解釈もできます。
クラピカとオイトの打ち合わせなし
・クラピカは戦略で嘘をついてる。〇
・クラピカが真実を言っている。〇
オイトの表情的にはクラピカとオイトは打ち合わせしてなさそうに思えます。
クラピカが戦略で嘘をついている場合には、オイトはあなた何を言い出すのと驚いたはずです。
クラピカが真実を言っている場合には、オイトがクラピカにすら隠していた真実がバレたのかと驚いたと考えられます。
特殊戒厳令が発令されるタイミングですぐに答え合わせになるのか、答えがひっぱられるのかという状況です。
ネタバレ解説のまとめ
今週は長かったハンターハンターの休載期間を経て連載再開後、最高のスタートといえる内容ではじまりました。
凄く期待を持たせる状態で終わってるので、来週は大きな場面切り替えがあるのかは要注目です。
話の流れは切ってこないと思いますが、どういう構成になろうとも面白いんだろうなと考えてしまいます。
ただ時間軸が撒き戻ってる事で必ずネタバレされてる展開が起きます。
必ず起きる展開として非常戒厳令が発令される事です。
今は緊張が漂いつつも、陰謀が渦巻く心理合戦をしている状態です。
それぞれが命を懸けつつ緊張している状態でも、まだ少し心の余裕が残っているような状況です。
この緊張の糸が一気に張り詰めた後に弾けて切れる展開になる事が確定しているわけです。
感想や考察はそれぞれ別途記事を作ってます。
⇒ 411話「発表」の感想
⇒ 411話「発表」の考察
