ハンターハンターのキメラアント編では憎まれ役のキャラでもあった王直属護衛軍のプフが死んだ理由や死因、そして最後について解説していきます。
本来の名前はシャウアプフなので結構長いです。
先にユピーが急に死んでしまってプフも狼狽していたわけですが、その後いつの間にかプフも死んでしまったわけです。プフが死んでしまった理由が何故かわからない人もいるかと思います。
実は死因は毒にやられ死んでしまったという事になります。
このあたりは原作のコミックでもいきなりプフが倒れて血を吐いている描写がされているので週刊ジャンプ派の人とかテレビアニメ派の人はなぜ血を吐いているのかが理解しずらかった人もいるかなと思います。
プフ自身もなぜ自分が死んだのかわかっていなかった可能性すらあります。
毒に侵された理由
プフがいつ、どこで、なぜ毒に侵されたかのかがよくわからなかった人は同じ毒で死んでしまった蟻の王メルエムの死因もしっかりと理解しておくとハンターハンターという作品が何倍も深くて凄い作品である事に気付くかと思います。
まずプフがいつ毒に感染したかというところですが、この原因はネテロ会長とメルエムの戦いにあります。
敗北を悟ったネテロ会長は自分の身体に埋め込んでもらった「貧者の薔薇(ミニチュアローズ)」という悪魔のような非人道的な武器を自らの心臓を止める事によって発動させました。
これは日本に広島と長崎に落とされた核がモデルとなっています。
無差別に人を殺める悪魔のような武器です。
そしてこの武器には毒も仕掛けられていて体内に効率よく取り込まれ迅速に内部を破壊すると同時に、毒が体の中で生成されて放出されながら、大量の連鎖被毒者を生み出すものでした。
これは放射能がモデルとなっています。
実際の放射能は空気感染などはしませんが、核から命をとりとめた人をさらに苦しめる恐ろしいものです。
プフはメルエムが「貧者の薔薇(ミニチュアローズ)」の爆発に巻き込まれた時に爆心地の周囲を探索しています。
ピトーがメルエムを見つけたときは爆心地にも駆けつけています。
この時に毒に感染してしまったわけです。
さらに一番毒を浴びたであろうメルエムのそばにも長くいたのでさらに毒の感染速度は早くなった可能性があります。
プフの死因
王直属護衛軍クラスのキメラアントであったプフを死に至らしめた死因は非人道的な薔薇(バラ)の毒でした。
ネテロがメルエムとの戦いで自爆した際にその場に駆けつけたのが原因だったわけです。
そしてプフは瀕死のメルエムを助けるために自らの身体を差し出しました。
その事によって体が小さくなっていました。見た目の大きさはユピーと違ってプフは元に戻ってたりしてややこしいところです。
もともと分裂して分身を作れたので小さくはなれていました。笑。
ただ体が小さくなった事によって毒のまわりも早くなったはずです。
先にユピーが死んだわけですが、その後にプフも鼻血を出し始めて吐血もしていましたよね。
HUNTER×HUNTERのコミック30巻「No.312 覚悟」ではプフの全身に薔薇が駆け巡るような描写があります。
「私の胸はこうまでにッ!!いい様のない不安で満たされていくのでしょう!?」
という心理描写があります。おそらくプフはメルエムが毒に侵されていて自分も毒で死ぬ事をわかっていなかったと思われます。
プフの最後
プフの最後ですが、メルエムとパームがコムギの居場所について駆け引きをしている時にプフは死んでしまいました。
毒の致死量は一般的には体の大きさによって変わってきます。
メルエムの命を救うために身体の6/7を献上していたので毒のまわりが早かったようです。
最後は東ゴルトー共和国の民衆が呆然と立ちすくむ中で死んでいきました。
メルエムがフェルフィンの一言でコムギの記憶を取り戻した時に異体同心のプフにも感情や想いが伝わってきたはずです。
その時にプフは絶叫していました。
メルエムの気持ちは世界の王として君臨することより、コムギと一緒に過ごす事の方が大事だと想っている事が想像もできなかったのでしょう。
死ぬ間際の最後の想いは絶望だったのか王の幸せだったのか・・・。
まとめ
プフはどちらかというと嫌われ役的な悪者キャラだったのですが王に対しては絶対的な忠誠心をもっていました。
そして最後は自らが麟粉で操っていた民衆の中にまぎれて死んでいきました。
そもそも東ゴルトー共和国の民衆はマサドルディーゴによって洗脳されていたわけですけどね。
日本にも国を売り渡した捏造新聞がありますが、情報統制されて真実を伝えられずに偽の情報を植えつけられれば心ある人であっても洗脳されてしまいます。
他にもXジャパンのToshlさんを洗脳した元妻と宗教団体の教祖とかは有名ですよね。
おまけに日本も官僚は腐敗して汚職や裏金作りで公金横領の組織犯罪を繰り返してきましたので腐敗については北朝鮮と同じかもしれませんね。