ハンターハンターのキメラアント編における最強の蟻の王メルエムが死んだ死因や最後について説明していきたいと思います。
なぜ死んだかわからない人や、何で死んだのだったかなと思っている人や忘れている人もいると思いますので、なるべくわかりやすく説明したいと思います。
簡潔に答えを言うと死因は毒です。
これは原作のコミックをしっかりと読めば簡単にわかりますが、ジャンプの週刊連載を読み損ねたり、テレビのアニメ放送を見逃したり、しっかりと読んだり見たりしてなかったら理解できない場合も確かにあるかなと思います。
後は漫画喫茶で何となく流し読みとかしてたら記憶に残ってないかもしれませんよね。
最後は泣ける切ない終わり方をしました。
毒に侵された理由
蟻の王はハンター協会会長のネテロと自分の名前を教えるかどうかを賭けて戦います。
そして戦いにおいてネテロの百式観音を打ち破り自分の名前を知る事になります。
でも実は戦う前から勝負に詰んでいた事を知ります。
ネテロ会長の身体には「貧者の薔薇(ミニチュアローズ)」という悪魔のような武器が仕込まれていました。
これはネテロ会長の心臓が止まると発動するように手術が施されていました。
戦いに負けたネテロ会長は自分の心臓に指を刺して自分で心臓を止めました。
このミニチュアローズは日本に2つも落とされた核の事を揶揄で指していると思います。
そして核には放射能という人体に悪影響を与える毒物のような性質があります。
現実世界の放射能は人から人への感染はありませんが、ハンターハンターの世界でミニチュアローズに設定されていた毒は感染する毒性を持ったこの上なく非人道的な悪魔のような武器に設定されています。
メルエムはこの「貧者の薔薇(ミニチュアローズ)」で死にかけたわけですが、プフとユピーが身体を差し出したことによって身体は再生します。
でも気付かぬうちに毒に侵されていたわけです。
放射能というと腐敗した政治家と官僚が既得権益にまみれた東京電力と起こした人災があります。
人によっては防ぎきる事のできない大きな自然災害である震災の被害を自分達が甘い汁をすするために人災によってさらに拡大させたのです。
いわゆるビゼフ長官のような超え太ったブタなわけです。
ブタと表現すると人間の食料になってくれているブタさんに申し分けないんですけどね。
さらに隠された日本の歴史の中に広島と長崎で使われた核は日本製の地上起爆(地上爆破)だったという説があって、働きアリに例えられる日本人がキメラアントとしてネテロ会長に自爆で詰まれるというのは日本の隠蔽された裏の歴史そのものです。
メルエムの死因
蟻の王である肉体的には最強ともいえたメルエムを死に至らしめた死因は薔薇(バラ)の毒だったわけです。
放射能に汚染されると治療は出来ないですからね・・・。この部分は専門知識が必要なので詳しくは説明できませんが・・・。
同様にプフとユピーも薔薇(バラ)の毒で死んでいます。
毒を先に受けたのはメルエムですが、死にかけたメルエムの身体を再生させるために自分達の身体を差し出したプフとユピーは身体が小さくなって毒の周りが早くなったためにメルエムより先に死んでいます。
メルエムから感染したのでなくて、爆心地に一緒にいたプフとユピーはそこで毒に侵されていたのでしょう。
メルエムの最後
メルエムの最後はコムギと軍儀を打つことによって生涯を終える事になります。
この生涯最後の軍儀とメルエムの最後の姿に泣いた人も多いと思います。
毒によって目が見えなくなっていたメルエムは最後はコムギと同じ暗闇の中にいました。
北朝鮮がモデルとなっている東ゴルトー共和国の暗闇にいる少女の「全てを照らす光」として生まれた蟻の王の最後は泣けるシーンでした。
原作のコミックではブラックアウトでのセリフのみでの描写が数ページも続きます。
この描写には実は深い意味が込められていて慈愛と永遠の愛、そして一瞬の愛が描かれていました。
まとめ
全種族の頂点に立とうとし、蟻の王であった最強のメルエムが死んだ理由、すなわち死因は薔薇(バラ)の毒だったという事です。
現実の世界で例えるなら放射能という事です。
兵士を足止めするため殺さないように使う地雷もそうですけど「貧者の薔薇(ミニチュアローズ)」も本当に無差別に人の命を奪う非人道的で悪魔のような武器だと思います。
ハンターハンターのキメラアント編は蟻と人間の戦いを描いています。
なぜメルエムは死んだのかと思われた人には回答が出たかと思います。
でも実は負けてもいないし死んでもいないのです。
それはコムギとメルエムの意味を理解した時に答えが出ます。
「全てを照らす光」とは一体何のことなのか。