今週の週刊少年ジャンプ2号に掲載されている最新話、ハンターハンター410話「交渉④」を読んでみての考察です。
HUNTER x HUNTERの週刊連載をベースにしている軽めの考察と情報アップデート記事です。
今週は交渉ゲームの全てのネタバレがされ、ボークセンのイカサマが確定して念能力でのペナルティが発動し、モレナの仲間になる事が確定しました。
感想やネタバレ解説はそれぞれ別途記事を作ってます。
⇒ 410話「交渉④」の感想
⇒ 410話「交渉④」のネタバレ解説
ボークセンの目的
ボークセンは王立軍学校4期生の仲間の元へ戻るという判断をしたわけですが、その理由は「目的」が出来たからという事でした。
モレナが使う「目的」という言葉は「人を殺すこと」を意味します。
ボークセンの目的も同じでなければ不自然です。
ただちょっと整理しておかなければいけないのは、ボークセンはまだレベル0のモレナの仲間なので、レベル上げも能力を得る事もできません。
まずはレベル1のモレナの仲間になるにはモレナかその仲間が殺人をする現場にいる必要があります。
なのでモレナの能力を経由しない念能力の覚醒を時間のない状況で探るつもりかもしれません。
誰がターゲットなのか?
ボークセンの目的となった「人を殺すこと」のターゲットですが、普通に考えるとモレナと思います。
目的が同じ意味なら日常を取り戻すためにモレナを狙う事になりそうですが、目的が違う意味ならモレナを殺さずに止める方法をお人好しに考えてる可能性も少しは残ります。
タイムリミットまではボークセンと仲間は安全ですが、時間がないので急展開が起きると思います。
モレナ達に狙われる王子
モレナ達のレベル上げに特別な条件が王子を一人殺すとレベルが50も上がるというのがあります。
王子で念能力者だったらレベルが60上がるのかはちょっと気になりますが、この伏線と思える条件が使われないで終わるとは思えません。
王子が特別扱いなのも気になります。
ゲームの難易度的な設定なのか、モレナが壺中卵の儀を想定して条件に組み入れている可能性もありえそうです。
狙われる可能性が高いのは、第3王子のチョウライと第7王子のルズールスあたりが怪しいと思います。
オウ=ケンイとの関係
シャ=ア一家の若頭であるオウ=ケンイはモレナとは内通しているようで、ジョーカーという切り札の存在もあります。
オウ=ケンイはモレナと共に0患者(メンバーゼロ)なんじゃないのかという考察もあります。
氷の微笑(スマイルゼロ)と呼ばれているからです。
もしそうならオウ=ケンイとモレナを感染させた親といえる0患者(メンバーゼロ)がいる事になります。
ジョーカーは死神つながりでヒソカとかも考えれますが、もしかすると大元の0患者(メンバーゼロ)が控えてるとかいう事もあるのかもしれません。
ラスボスのポジション
ここまで登場人物が増えてくるとラスボスは一体誰なんだというのがわからなくなってきます。
クラピカ視点からいくとツェリードニヒになりそうですが、モレナも最終決戦の舞台に上がってきそうな流れです。
全体的な流れを考えるとリスノース絡みに悪役がいそうです。
人身売買関係の悪役がラスボスになるのか、悪役を倒してから継承戦とモレナ絡みでラスボスが判明するのか気になる所です。
もしかするとカキン帝国が呪われていて、その呪いを解除するという大きな流れの中でラスボス不存在みたいな展開もありえるのかもとも考えてます。
カイザルの最後の砦
カイザルは様々な策を用意してフウゲツを守るために動いていますが、最後の砦となる策があるようです。
カイザルが用意して、カチョウが各王子に当てた手紙の内容も気になります。
- ベンジャミンの秘密
- ツェリードニヒの悪行
- ハルケンブルクの出生の秘密
- 継承戦を揺さぶる程の情報
この全ての情報を託したのがハルケンブルクとクラピカです。
ここにセンリツやカチョウと共に動いているルズールス暗殺の計画も存在します。
24時間逃げ切る事で光明が見えてくるという心理描写で、これに最後の砦が関係していると考えれます。
すると最後の砦は時間稼ぎができる内容の策のようです。
すると最後の砦はV5のシュタイナーに渡したボタンが関係してそうです。
情報や計画が時間稼ぎをするための最後の砦というのも違いますからね。
カイザルは特殊戒厳令発令を想定していて第一王子私設兵か国王軍がVIP用承認保護エリアに来た時にボタンを押すように依頼しています。
カイザルの権限で時間を稼げるとしたら何らかの隔壁みたいなものを作動させれるのかもしれませんが、念能力を考えると神器並みの守りや効果が必要そうですが詳しくは不明です。
ベンジャミンの子供
ベンジャミンの非嫡出子(婚外子)の存在が判明したわけですが、現状のハルケンブルクがどうなっているのかが判明していません。
ウンマの部屋にいた赤ちゃんがベンジャミンの非嫡出子(婚外子)の可能性もあります。
ただベンジャミンにハルケンブルクの魂が入っている可能性もあり得ます。
そうなると可能性としてはウンマの部屋にいた赤ちゃんがハルケンブルクの非嫡出子(婚外子)であるかもしれません。
さらには王子の中にビヨンドの子供がいるという事も考えないといけなくて、残念ながらまだ考察的な考えがまとまらないです。
考察のまとめ
交渉ゲームはモレナの能力の一部として展開され、大部分の情報は開示されたといえます。
同じ時間軸での同時進行になっていて、すごい枝分かれしているので場面切り替えが激しいです。
それでも問題なくストーリーが展開するのはまさに神業。
しばらくは特殊戒厳令発令を契機にしたベンジャミンの視点を中心にストーリーが進みそうです。
伏線回収も楽しみですし、考察も盛り上がっていく流れです。
ただやはり10週での休載となり、今後の連載予定も未定となってしまいました。ベストなタイミングでの早期連載再開が望まれます。
感想やネタバレ解説はそれぞれ別途記事を作ってます。
