ハンターハンターのキメラアント編でキメラアントの王がNGL自治国から新天地を求めて旅立ったのが東ゴルトー共和国です。
ヨルビアン大陸のバルサ諸島の南端に位置し、その中の1つの島としてミテネ連邦があります。
ミテネ連邦の最東端にあるのが東ゴルトー共和国で、その隣には西ゴルトー共和国があります。
東ゴルトー共和国の特徴
東ゴルトー共和国はディーゴ総帥(マサドル=ディーゴ)による独裁国家です。
共和国という名前がついているので、国を乗っ取った可能性があります。
独裁者が民衆を強制的に支配する強固なシステムが作り上げられています。
強力な密告システム
「指組」という強力な密告システムが情報を統制しています。
指という事でおそらく民衆が指の数である5人か10人の組に分けられるのだと思います。
- 敵国のスパイを見つけたら報奨金
- 革命の証拠を掴んだら報奨金
- 亡命の証拠を押さえたら報奨金
民衆にも階級があり、密告ポイントが一定量を超えれば組全員の階級が上がります。
虚偽の報告や組内から犯罪者が出ると全員が厳罰を受ける連帯責任制がとられています。
家族は皆バラバラの組に振り分けられるので、組で結託して亡命した場合は、残りの家族が死刑か終身投獄になります。
家族での亡命は途中で捕まれば問答無用で死刑です。
特権階級の腐敗
一部特権階級の飽食を満たすために国民はガリガリの状態です。
他国には「半分以上の人間が10歳までに餓死する」との嘘情報を流して各国の経済援助を取り付けています。
経済援助は弱者に渡らず、全部車とミサイルと宝石に変わる仕組みです。
さらに東ゴルトー共和国の経済支援を最大限引き出すための交渉の切り札が核開発です。
この核開発も援助金でしているという噂があります。
独裁政権の実態
東ゴルトー共和国は裸の王様マサドルディーゴ(実際は影武者)による軍事独裁政権の統治国家です。
本物のマサドルディーゴは30年前に某国に亡命しています。
国の軍事力と戦力
共和国という名の軍事独裁政権なので軍隊も当然あります。
戦車や戦闘機も存在しています。
王宮には兵士以外にも念能力者の警備兵が配置されていました。
メルエムとネテロ会長が戦った場所は戦争兵器の実験場でした。
核実験も既に何度も行われているくらいの軍事力を持っている国です。
王の中の王マサドルディーゴ
世紀の超指導者で全人民の偉大なる父、王の中の王がマサドルディーゴです。
東ゴルトー共和国の独裁者で、軍部の全権を握っているためかディーゴ総帥とも呼ばれています。
いわゆるゴミの王です。
現実世界で知も才もない無能者が血の繋がりやコネクションのみで不相応の地位につくことの典型例です。
木偶(でく)の為政など百害を生むだけ。痴愚生物の所行がまかり通っているのが独裁政権の東ゴルトー共和国です。
まとめ
ハンターハンターのキメラアント編におけるメイン舞台となった東ゴルトー共和国についてまとめました。
キメラアント編が完結するにあたって東ゴルトー共和国は国際保安維持機構が暫定的に統治し、事実上の廃国となっています。
その後に国土はミテネ連邦の残った3カ国が共同管理する事になります。
東ゴルトー共和国の国家財産は3カ国で等配分される事になりました。
選別で死亡した人民は47万8594名、兵士1万2905名、プフの催眠覚醒後24時間以内に体調を崩し死亡した人民4万6613名。
東ゴルトー共和国の元ネタとなっているモデル国についての考察は別途まとめています。