ハンターハンターのコミック35巻までに張られた未回収の伏線や謎をまとめて、ボリュームのある内容にはそれぞれに考察記事のリンクを張っています。
一部に未回収で終わりそうな設定系のネタも入れてます。
というか整理してまとめてみると膨大な伏線や謎が未回収で残ってますね。
現状も連載は休載しているので、どのあたりまで未回収の伏線と謎が回収されるのかも心配です。
ただ考察する時間とネタはたっぷりあるので、いろいろと再確認しつつ想像を膨らませてみてください。
未回収の伏線
まずは未回収の伏線をまとめてみました。特に伏線として張られてなくて描かれるのを待っている設定なども含めてまとめています。
フリークス家
ハンターハンターの作品の主人公であるゴンの一族、フリークス家には謎も多くていくつかの伏線も存在しています。怪物や隠されたフリー(すなわち自由)という意味をもった一族です。
ゴンの母親
ゴンの父親はジンという事になっているわけですが、母親は不明です。
赤ん坊のゴンをジンがクジラ島に連れてきて、おばあちゃんとミトさんに預けた時には母親は「別れた」と言っています。
HUNTER×HUNTERのコミック8巻「No.065 ジン」でのセリフです。
そしてゴンに対して自分の事をテープで伝える際に母親の事も伝えようとしています。やはり親としての義務ですよね。ただゴンは「俺の母親はミトさん!」といってジンからの母親のメッセージを聞く事をやめました。
HUNTER×HUNTERのコミック8巻「No.066 テープ」に描かれています。
ゴン自身は母親の事については死んでしまっていると思っているのと、育ててくれたミトさんに対して自分の母親の事を聞くのを悪いと思っています。これは伏線になっているとも考えられるので、必要となれば母親は作品内で明かされる可能性があります。
ゴンの母親が誰なのかというのも考察記事にまとめていますのでチェックしてみてください。
ジンの念能力
ジンの念能力は伏線や謎とまではいかないのかもしれませんが、設定としてはまだ含みを持たせた状態で未公開です。
運に関係する能力という考察があるのですが、私はもう少しその先に答えがあるんじゃないのかと考察しています。
ゴンが失った念能力
ゴンはキメラアント編でピトーを倒すためにありったけの制約と誓約を使ってゴンさん化しました。
その後に瀕死の重傷をおったわけですが、キルアの活躍によってナニカ(アルカ)に体は治してもらえましたが、念能力は失ったようです。
なぜ念能力を失ってオーラが見えなくなったのか、今後はどうやって念能力を取り戻すのかが伏線となっています。
症状としてはオーラは出ているけどゴンから見えなくなっているという状態です。
HUNTER×HUNTERのコミック33巻「No.345 署名」で描かれています。
ジンがNo.2にこだわる理由
ジンが十二支んを脱退し、暗黒大陸編に行くためにパリストンを抑止しつつビヨンドに協力するために仲間になっています。
その時にどうしても自分がNo.2であることにこだわっています。
ジンがNo.2にこだわった際のクルルの心理描写があります。
クルル「しかし・・・そこまでしてパリストンから名ばかりの権力を奪う事に意味なんて本当にあるのか・・・?」
HUNTER×HUNTERのコミック33巻「No.345 署名」で描かれています。
これはパリストンから権力を奪うのが目的でなくてNo.2になる事、すなわち数字の「2」にこだわっていると考察できます。
「2」の意味にはビヨンドと同じで自分も2回目の挑戦だという伏線になっていると私は考察していて、これはドン=フリークスの正体やカイトの転生とも関係していると予想しています。
ドン=フリークス
暗黒大陸編でいきなり出てきたのがゴンとジンと同じフリークス家の一員であろうドン=フリークスです。
暗黒大陸の探検をして「新大陸紀行」の「東」と「西」を書いています。ドンの正体がゴンだという考察もあったりしますが、私は別に独自の考察をしています。
ゾルディック家
ゴンの親友ともいえるキルアの家族がゾルディック家ですが、暗殺一家です。流星街や幻影旅団との繋がりがかなりあるので、見えないところでクルタ族とも関係している可能性もあります。
シルバのキルアに対するセリフ
キルアが暗殺家業を廃業してゴンやクラピカ、レオリオと共に家を出る際にシルバがキルアに誓わせたセリフと、シルバがキキョウに言ったセリフがあります。
シルバ「一つだけ誓え。絶対に仲間を裏切るな。」
シルバ「いつか必ず戻ってくる。あいつはオレの子だからな。」
HUNTER×HUNTERのコミック5巻「No.042 ゾルディック家③」での事です。
これは伏線が回収されているとの解釈も可能です。
キメラアント編で瀕死の重傷を負ったゴンを治すためにキルアは幽閉されたナニカ(アルカ)を開放するためにククルーマウンテンに戻っています。
私はシルバがかつて仲間を裏切った事があって、それをもってあいつはオレの子だかからなというセリフを言ったのかと考えていました。
最終的にキルアが暗殺家業に戻ると予想していた(予想している)ので、未回収の伏線としています。
シルバとクロロの戦い
ヨークシン編で十老頭からの幻影旅団を暗殺する依頼を受けたシルバとゼノはクロロと戦っています。
その時に心理描写と回想シーンが描かれています。
シルバ「あの時より体術はさらに向上している」
そして戦った回想シーンでは当時のシルバと若かりしクロロが対峙しているのですが、背景は煙が立ち込めていています。
HUNTER×HUNTERのコミック11巻「No.099 9月3日⑮」で描かれています。
この背景が焼け野原のようなシーンは流星街の中か、もしくはクルタ族が襲撃された時の事を私は連想しました。
ゾルディック家は幻影旅団や流星街との繋がりが深そうなので、過去におけるシルバとクロロの対峙は非常に気になりますね。
シルバの元幻影旅団No.8暗殺
ヨークシン編でキルアの回想からシルバが仕事で幻影旅団のメンバーの一人を暗殺した事が判明しました。
シルバ「旅団には手を出すな」
HUNTER×HUNTERのコミック9巻「No.080 9月2日②」で描かれています。
当時から数えて3年くらい前の話です。
そして他の色々な情報からこのメンバーがNo.8の団員で変わりにシズクが入団した事がわかります。
ノブナガとフェイタンのセリフがあります。
ノブナガ「13人が一堂に会するなんてナァ何年ぶりだっけか。」
フェイタン「3年2か月。と言てもあの時とは2人面子が違うね。4番と8番別の人に変わた。」
クルタ族の襲撃が約5年前でその後に団長を含め13人のメンバーは確定しているようです。
さらにヒソカとクラピカの会話から、シルバが仕事で暗殺したのはNo.8の団員だと判明します。
ヒソカ「ボクも2・3年位前に4番の男と交代で入った」
HUNTER×HUNTERのコミック9巻「No.078 9月1日⑦」でのセリフです。
そして元No.4はコミック0巻によってオモカゲと公式発表されています。
シルバが誰の依頼で幻影旅団のNo.8を暗殺したのかと、8番の団員が一体誰だったのかは単なる設定ではなくて伏線の可能性があると予想できます。
カルトが取り戻したい兄さん
ゾルディック家5兄弟の中で5男の末弟カルトはヨークシン編でクロロがイルミに依頼した十老頭の暗殺を手伝った後に幻影旅団に入団しています。
その理由がキメラアント編で流星街に居城を作ったザザンを幻影旅団が倒しに行く際に心理描写で描かれました。
カルト「No.2ぐらいならすぐかと思ってたけどはるか格下だ。絶望的なくらい。」
カルト「耐えるのは慣れてる。何年かかっても兄さんを取り戻すため。」
HUNTER×HUNTERのコミック22巻「No.229 10-⑦」での心理描写です。
この後にキキョウとゾルディック家5兄弟の写真が挟まっています。
カルトがNo.2を目指したという事で兄さんを取り戻すのに関係するのは団長であり立場的にはNo.1のクロロに関係していると考察できます。そして兄さんとはイルミを除くとミルキ、キルア、アルカの3人の誰かという事で非常に謎が残っている伏線となっています。
この部分でのカルトのセリフも非人道的な北朝鮮の拉致問題に掛かってそうなセリフなんですよね。
ジグ・ゾルディック
暗黒大陸編が始まりネテロ会長(アイザック=ネテロ)が過去に2回お忍びで暗黒大陸に渡っていた事がジンのセリフから判明しました。
その時にネテロ会長に同行していたのがジグ・ゾルディック(ZZIGG=ZAOLDYECK)とリンネ・オードブルです。
HUNTER×HUNTERのコミック33巻「No.344 著者」で描かれています。
シルバの祖父がネテロ会長と同い年なので、マハとの関係性などが非常に謎です。
シルバの心滴拳聴を語るシーンでシルバの祖父についは語られています。
HUNTER×HUNTERのコミック25巻「No.264 突入④」で描かれています。
ナニカの謎
アルカに取り憑いているような形になっているナニカは暗黒大陸の5大役災である欲望の共依存ガス生命体アイである事が判明しています。
HUNTER×HUNTERのコミック33巻「No.342 布告」が始まる前の扉絵で発表されました。
ナニカの考えられないほど強力な力は暗黒大陸の役災だったわけです。
正体はわかったものの、なぜアルカに取り憑いたのかなどが謎のままで伏線が回収されるのが待たれます。
ジグ・ゾルディック(ZZIGG=ZAOLDYECK)が暗黒大陸より持ち帰ったというのが一番妥当な考察になるのかと思います。
ちなみにナニカがアイであり、すなわち「eye」であり「目」や「眼」、「め」、「メ」と作品内で隠されたメッセージになっている「奪われた同胞の緋の眼」と繋がっているという事は言うまでもない伏線です。
その他のまとめ
ゾルディック家にはいろいろと設定があって、未回収のまま終わりそうな設定関係の伏線がたくさんあります。
次男のミルキは操作系の念能力者である事がわかっていますが、まだ能力が明かされてはいません。
同様に母親のキキョウは流星街出身で操作系の能力者というのがわかっていて非常に何かが隠されてそうな設定です。
さらにキキョウは目の部分にスコープみたいなのをつけていて明らかに何かの理由があるはずなんですね。
流星街と幻影旅団
1500年以上前から廃棄物の処分場として存在し、800万人の人が住んでいるとされる謎の多い流星街と幻影旅団は密接な関係にあります。
そしてクルタ族とも因縁があるわけです。いろいろと明かされていない謎もあり、伏線も存在しています。
ビデオテープ
ヨークシン編でクロロがヨークシンから引き上げる事を幻影旅団に告げた時にノブナガと揉めるシーンがあります。
この時に幼少期の回想シーンが入って謎のビデオテープが描かれています。
「始めはただ欲しかった」
この描写の後にゴンとキルアの元へクラピカが現れます。
考えられるのは冨樫義博先生の作品「幽遊白書」に出てきた黒の章のビデオテープみたいな内容なのかもしれません。
おそらく幻影旅団とクラピカの因縁がビデオテープと関係していると考察できます。
ノブナガの念能力
幻影旅団の団員番号No.1であるノブナガ=ハザマですが、なぜか念能力が明かされていません。
居合いの達人である事はスクワラの首を落としているので実証されています。
ただ念能力は一度も使っていないんですね。
太刀の間合いの半径4mまでの円が使える事は判明しているのですが、それのみです。
ノブナガはダウンタウンの松本人志さんがモデルなのでこのまま念能力の伏線は謎のまま終わるかもしれません。
松っちゃんがボケ担当なので最後までボケきるというオチがあるかもしれません。
シャルナークへの電話
シャルナークがヒソカに狩られた時に携帯(スマホ)に誰かから電話がかかってきました。
HUNTER×HUNTERのコミック34巻「No.357 残念②」での描写です。
事前にクロロとは電話で話しています。
おそらく電話の相手はヒソカのバンジーガムを抜けたマチからか、コルトピが先にヒソカに狩られて盗賊の極意(スキルハンター)の能力でその事を知ったクロロが連絡してきたとかが考えられます。
このあたりは回収されない伏線かもしれませんが、ネオンの能力をクロロが使ったシャルナークの占いでも携帯は関係していましたし、作品内でも携帯には何かがありそうなんですよね。
37564の意味
暗黒大陸編で「37564(ミナゴロシ)」という数値が唐突に出てきました。
おそらくクロロがシャルナークとコルトピがヒソカに狩られた事にやり場のない怒りを向けているB・W(ブラック・ホエール)号での描写です。
HUNTER×HUNTERのコミック35巻「No.366 其々」での描写です。
「1013」「1012」・・・「1001」と王子達の部屋番号が表示されて状況が描かれていった後の事です。
最後は「1014」を部屋の外から描く描写でした。
この後にクロロが描かれる前に「37564」の数値が出てきたわけです。クロロがいる区画に割り振られた番号のようですが、明らかなに何かが起きる伏線です。
そしてその時にゴキブリも描かれているので何か繋がっているのかもしれません。
ドキドキ2択クイズ
やはりハンターハンターで最大の伏線の1つともいえるのはコミック1巻でゴン、クラピカ、レオリオがハンター試験会場に向かう際に出されたドキドキ2択クイズでしょう。
HUNTER×HUNTERのコミック1巻「No.003 究極の選択」で描かれています。
「母親と恋人が悪党に捕まり一人しか助けられない。①母親②恋人どちらを助ける?」
「息子と娘が誘拐された。一人しか取り戻せない。①息子②娘どちらを取り戻す?」
この時の正解は「沈黙」でした。答えはないという事だったわけです。
ゴン「どちらか必ず選ばなければならない時、いつか来るかも知れないんだ。」
ドキドキ2択バアサン「あらゆる残酷な空想に耐えておけ。現実は突然無慈悲になるものだからな。いつか来る分れ道に備えて。」
これは思いっきり伏線になってますよね。
ただこの伏線はいろいろな意味で未回収なままで終わる可能性があったります。
私も斬新な予想での考察をしてみました。
その他
ハンターハンターのメインストーリーや主役級のキャラじゃないキャラにもたくさんの未回収の伏線が張られているので、有名どころを紹介していきます。
隠者の書
ハンゾーがハンター試験を受けた理由が幻の巻物「隠者の書」を探すためです。
一般庶民じゃ入れない国にあるとの情報をつかんでいたようです。
HUNTER×HUNTERのコミック1巻「No.006 第1次試験開始②」の回想シーンでハンゾーがトンパに話しています。
もしかすると「隠者の書」はNGLやカキン帝国みたいな国にあるのかもしれませんね。
暗黒大陸編でハンゾーが再登場してますが、ちょっと回収はされなさそうな優先度の低い伏線に思われます。
天空闘技場の最上階
天空闘技場編でズシの目標が最上階にあるという伏線が張られました。
HUNTER×HUNTERのコミック6巻「No.045 レン」でウイングのセリフから判明しています。
フロアマスター戦はクロロとヒソカのバトルがありました。バトルオリンピアが開催されればズシの目標も公表されそうなんですが、ズシがバトルオリンピアに出るのはまだ厳しい気がしますね。
劇場版「HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-」では既にズシがバトルオリンピアへの出場が決まってましたけどね。
ズシが最上階を目指す理由は気になりますね。
闇のソナタ
ジブリの名作映画「風の谷のナウシカ」の主人公だったナウシカがモデルとなっているのがミュージックハンターのセンリツです。
このセンリツがハンターになった理由が闇のソナタを探す事です。
グリードアイランドの残りのゲームマスター
グリードアイランドのゲームマスターで公式に公表されたメンバーは6名のみです。
G:GING(ジン)
R:RAISER(レイザー)
E:(イータ)
E:(エレナ)
D:DWUN(ドゥーン)
I:イックションペ(予想)
S:サンビカ(予想)
L:LIST(リスト)
A:???
N:???
D:???
会長選挙編で登場したイックションペ=カットゥーチャやサンビカ=ノートンは可能性はあるとはいえ「A」や「N」や「D」は誰なのか不明なままです。
5000体のキメラ
キメラアント編でピトーが念人形で東ゴルトー共和国の住民を選別し、プフが繭につつんでパームのようにキメラアント化した半獣人が5000体います。
既に孵化していてパリストンが管理しています。
この5000体の兵隊(キメラ)はパリストンによって世界中かハンター協会に送り込まれる予定でした。
これはジンが直接パリストンと直接遊ぶ(相手をする)事を決めたので回避されました。
パリストンの管理はまだ続いているので今後に何か大きなストーリーの展開があった際に5000体の兵隊(キメラ)が活躍する可能性があります。
ビヨンドレポート
ネテロ会長(アイザック=ネテロ)の息子として登場したビヨンド=ネテロが1回目の暗黒大陸に挑戦した時に作成されたのがビヨンドレポートです。
ビヨンドレポートの存在は国際渡航許可長の長官によって明かされました。
HUNTER×HUNTERのコミック33巻「No.341 厄災」での長官のセリフから判明しています。
この時にゾバエ病の元ハンターも登場しました。
ビヨンドはクカンユ王国に同行してメタリオンという錬金植物を持ち帰っていますが、ルートを外れた事でゾバエ病に捕まりました。
この時のレポートがビヨンドレポートです。ジンによってビヨンドの仲間に語られているのですが、ジンはビヨンドレポートの存在も知っているという事になります。
いずれこの時のビヨンドの回想が入ってゾバエ病の情報が出てくると思われます。
新大陸紀行の東と西
国際渡航許可長の長官の話では「新世界紀行」という旅行記が数百年前に発行されて、当時は空想小説の棚に並べられて現在では幻書になっていると紹介されています。
HUNTER×HUNTERのコミック33巻「No.341 厄災」での長官のセリフから判明しています。
さらにジンによって語られたのが「新大陸紀行」の「東」と「西」です。
この著者がドン=フリークスである事が明かされています。
「新世界紀行」と「新大陸紀行」は別の本なのか誤字なのかというのが謎です。
HUNTER×HUNTERのコミック33巻「No.344 著者」でのジンのセリフから判明しています。
D(ディノ)・ハンター
D(ディノ)・ハンターはシーラが持っていた本で、クラピカとパイロにプレゼントしています。
クルタ族の長老のジイサマによってどこかに隠されました。
HUNTER×HUNTERのコミック0巻「クラピカ追憶編」にて描かれています。
この本の中身の内容は暗黒大陸の事が書いてそうなんですね。
そして意味深なDという文字はドン=フリークスのDとも関係しそうで、実はワンピースのDの意思とも見えない糸で繋がっているんですね。
世界がひっくり返るんですが、この答えを考察でたどり着けた人はほとんどいないでしょうけど、ほぼほぼの答えを出しているすごい人を見かけました。
残っている謎
未回収の伏線の中でも謎として大きく残っているものをまとめました。
クルタ族
クルタ族が幻影旅団に襲撃されてクラピカ以外は全員死んでしまったわけすが、なぜ襲われたのかというのが謎になっています。
緋の眼が狙われたのかもしれませんが、クルタ族は隠れて暮らしているのになぜ居場所がばれたのかも謎なわけです。
クルタ族のモデルになった元ネタなどは考察した記事を作っています。
残されたメッセージ
クルタ族が襲撃された現場には謎のメッセージが残されていました。
「我々は何ものも拒まない。だから我々から何も奪うな。」
これは流星街の長老が残すメッセージなんですよね。普通に考えるとクルタ族が流星街の住人を拘束や拉致した事による報復をふけたと考えれます。
ただクルタ族はそんな事はするようには見えないんですが、実は裏があるのか簡単にはわからない謎が秘められているのかというのが伏線になっています。
シーラの謎
クルタ族と幻影旅団の因縁に関係してくる確率が高いのがシーラです。
わざわざクラピカとパイロにD(ディノ)・ハンターをあげた描写がり、クルタ族の森に迷い込んだ後に、様々な伏線を残して去っていきました。
HUNTER×HUNTERのコミック0巻「クラピカ追憶編」で描かれています。
クラピカがパイロの緋の眼を取り戻す際にはいろいろと明らかになると考えられます。
シーラの正体は一体何もので誰なのかというのも考察して記事を作っています。
暗黒大陸
暗黒大陸編がはじまったわけですが、暗黒大陸の設定そのものが謎にみちあふれています。
ただこの暗黒大陸の設定自体が大きな伏線というか謎というか、あまりにも大きな元ネタがあったりするんですね。
兵器ブリオン
謎の古代遺跡を守る正体不明の球体が「兵器ブリオン」です。
双尾の蛇ヘルベル
オチマ連邦が持ち帰ったのが、殺意を伝染させる魔物「双尾の蛇ヘルベル」です。
ガス生命体アイ
欲望の共依存と呼ばれているのが「ガス生命体アイ」です。
人飼いの獣パプ
快楽と命の等価交換とされるのが「人飼いの獣パプ」です。
不死の病ゾバエ病
希望を語る底なしの絶望が「不死の病ゾバエ病」です。
その他
他にも大きめの謎として残っている内容をまとめています。
サイレントマジョリティーの暗殺者
王位継承戦が始まった後にでクラピカが護衛についたワブル王子の周りで起きている暗殺はカキンの王子達の念獣の仕業ではないという事になっています。
暗殺者の犯人はサイレントマジョリティーの念能力を使う念能力者です。
かなり絞られてきているのですが、今のところ犯人は謎のままです。
まとめ
ハンターハンターの35巻までに登場した伏線で未回収のものと、いろいろと残されている謎についてまとめてみました。まとめてみるとこれは思ったよりもかなりの伏線と謎が残っているのがわかるかと思います。
ハンターハンターは冨樫義博先生の体調などもあって休載が多いのでこのボリュームの伏線や謎を回収するのはかなり難しい気がします。
そして最大の伏線ともいえるキメラアントになったジャイロが残っています。
わざわざ幼少期の生い立ちまで描かれて、そのまま消えていったのがジャイロですが、流星街に潜伏しているだろうというのが、ウェルフィンのセリフから推測できます。ビゼフも再登場する可能性は残っています。
暗黒大陸編でさすがにジャイロは登場しなさそうなので、クラピカの王位継承戦とビヨンドの暗黒大陸探検が終わった後に描かれるだろうと予想されます。
これは期待や楽しみがある一方でどこまで作品のストーリーが描かれるのかが心配な面もありますね。
かなり前からあった話ですが、とりあえず冨樫義博先生は体調に気をつけて万全の体制を整えて欲しいところですね。
ハンターハンターのファンは伏線や謎が解き明かされるのを楽しみにしています。