ハンターハンターは実在する人物であったり、他の漫画や映画等の作品が元ネタのモデルになっている裏設定がたくさんあるわけですが、とりわけジブリ映画は明確にその傾向が強いです。
これはハンターハンターの作者である冨樫義博先生がジブリスタジオの宮崎駿監督の事をリスペクトしている(尊敬している)からだと思うのですが、なぜジブリ映画が元ネタになっているのかにはあまりにも深い見えない繋がりがあると私は考察しています。
ジブリ映画とハンターハンターに共通する秘密を考察してみます。
ジブリ映画がなぜ人気があるのかや、作品に込められた想い、そしてハンターハンターに込められた想いや信念などにせまっていきます。
まずはスタジオジブリが製作したジブリ映画や宮崎駿監督の作品が元ネタとなっているハンターハンターの裏設定を見ていきます。
元ネタになっている裏設定
ハンターハンターがジブリ映画を元ネタの裏設定にしている作品の中で一番有名なのが「風の谷のナウシカ」です。
風の谷のナウシカに関しては冨樫義博先生が公式にコミックのコメントで元ネタのモデルになっていると公表されています。
風の谷のナウシカ
準主人公といえるクラピカのモデルとなっている元ネタが王蟲(オーム)という巨大な蟲(むし)で、怒って興奮したりすると共に眼が赤くなります。
私は「奪われた同胞の緋の眼」のアナグラムと「風の谷のナウシカ」のストーリーは北朝鮮の拉致問題に繋がっていると考察しています。
風の谷のナウシカが元ネタとなっている設定はたくさんあって、上記の記事にまとめているので他のジブリ映画についてもチェックしていきます。
ルパン三世カリオストロの城
HUNTER×HUNTERのコミック9巻「No.075 9月1日④」で幻影旅団を追ってきたマフィアとウボォーギンが戦うシーンがあります。
この場面でシャルナークのセリフ「わーあ。団体さんのお着きだ。」というセリフがあります。
これはルパン三世カリオストロの城でルパンが言った「団体様のお着きだ。」が元ネタになっているようです。
かなり細かいセリフの部分なので気付くのが難しいですが、いろいろな元ネタがありますね。
ちなみにルパン三世カリオストロの城はジブリスタジオの作品というわけではないですが、監督は宮崎駿監督がされています。
ツボネのモデルはドーラ
ハンターハンターの31巻で登場したゾルディック家の執事ツボネはもろに「天空の城ラピュタ」に出てきたドーラですよね。
これは見た目的にまず間違いなく元ネタのモデルだと思います。
キメラアント編に出てきたメルエムがドラゴンボールのセルと似ていると感じた人がそれなりに多かったわけですが、ツボネは間違いなくドーラがモデルになってますよね。
壺中卵の儀の念獣
カキン帝国の王位継承戦では蠱毒(こどく)による壺中卵の儀が行われましたが、14人の王子に宿った念獣は少しジブリ映画を連想させるキャラもいます。
モモゼの念獣は「となりのトトロ」に出てくるトロロっぽい雰囲気ですよね。なんとなくといったくらいの感じなんですけど。
弟の飼ってるハムスターと関連があったんですかね。
マラヤームの念獣の最初の姿は「千と千尋の神隠し」に出てくるハクという少年の本当の姿と似ている気もします。
マラヤームの念獣はその後変化を続け、姉のモモゼの死によってさらに変化していっています。
ジブリ映画の根本にある真意
宮崎駿監督が描くジブリ映画には隠されたメッセージや社会風刺のような描写がよく見られます。
「平成狸合戦ぽんぽこ」などはかなり環境問題に切り込んでいましたよね。
私は若い頃に見たので、ちょっと切り込みすぎてエンターテイメント性が無くなりすぎてしまっている印象を受けました。風の谷のナウシカは強い女性の生き様や信念が描かれていて泣けたのですが、「平成狸合戦ぽんぽこ」は重要なメッセージは含まれているのですが、ちょっと社会風刺的な部分が強すぎた印象があります。
ちなみに若い頃のかすかな記憶なので今見ると全く違った感想になるかもしれません。
そして時は流れ、スタジオジブリとは一体何をしようとしていたのかというのを偶然にも知る事になったのです。
「一本の映画で世界を変えうると信じる作り手たちの映画」
スタジオジブリで働いていた西村義明さんという方のインタビューで上記のようなコメントがありました。抜粋して抜き出してますがその真意はぶれる事なく伝わると思います。
スタジオジブリの高畑勲さんや宮崎駿さんは、最高のクリエイターが集って「一本の映画で世界を変えられる」と信じていたようで一緒に働いていた西村義明さんが語っているので間違いないと思います。
そしてジブリ映画を見ればその信念は伝わってきます。
私はスタジオジブリの想いを西村義明さんのインタビューを見て知った時に衝撃を受けました。ジブリ映画をモデルにしているハンターハンターも実は同じなのではないのかと思ったのです。
ハンターハンターの想い
ハンターハンターという作品は作者の冨樫義博先生の想いそのものなのです。
これはHUNTER×HUNTERのコミック0巻「クラピカ追憶編」で冨樫義博先生は質問に対する回答で、作品を「作品は子供と同じ」という人もいますが、私の場合「自分のマンガは子供じゃなくて自分そのもの」という質問に対する回答をされています。
「奪われた同胞の緋の眼」
北朝鮮がモデルとなっていた東ゴルトー共和国、そして目の見えない暗闇の中にいる13歳くらいのコムギという少女は誰がモデルになっていたのでしょうか?
冨樫義博先生はスタジオジブリの作り手達と同じようにハンターハンターという作品に念を込めて、スピリチュアルな力を使って運命を変え北朝鮮に拉致された同胞を助けようとしたのではないでしょうか?
カイトが転生した赤い髪の少女とも深く関わっていると私は考察しています。
コアラのキメラアントの懺悔や「救えねぇ」というセリフの真意を読み解けば全てが繋がっていきます。
ハンターハンターがスピリチュアルな作品であり、作者の冨樫義博先生が覚醒者だというのは作品を読めばわかる人はわかるかと思いますが、スピリチュアルに関する知識がある程度は必要になってきます。
まとめ
ハンターハンターという作品には非人道的な北朝鮮の拉致問題を解決するための願いと信念が込められていると私は考察しました。
その想いはジブリ映画に込められた信念に通じていると私は考えます。
主人公のゴンの父親であるジンがくじら島で迷子になった小さな女の子のミトさんを見つけ出し家に連れて帰ってあげていたのも隠れた伏線になっていると考えられます。
ハンター試験でのサトツがジンについてゴンに語っている内容もまさに冨樫義博先生の想いそのものに感じます。
HUNTER×HUNTERのコミック4巻「No.035 光と闇①」でサトツは以前は名誉を求め発掘のみに心血を注いでいたとゴンに語っています。
このあたりは冨樫義博先生がお金を求めて漫画を描いていましたといったアナグラムになってそうです。
サトツはあるハンターの仕事を見てそんな自分が恥ずかしくなりましてねと続けています。あるハンターとはジンの事を表しているわけですが、これがスタジオジブリの作り手達を表しているのか、同じ漫画家の中にいる覚醒者を指しているのかは私にはわかりませんが、冨樫義博先生はここで覚醒し、そしてハンターハンターという作品に信念を込めたのだと思います。
サトツの1度会って礼を言うのも私の夢の1つという、冨樫義博先生の夢はかなったのかなと考えさせられます。そしてハンターハンターの世界でジンに例えられた現実世界における相手は誰だったのかが気になる所です。
私は理由はわかりませんが、ある日唐突に横田めぐみさんがご両親の元へ戻れたらいいなと思いました。
これは何らかの力によって引き寄せの法則が働いて共鳴や共振が起きたのかもしれないと考えています。
そして横田めぐみさんや同じ境遇の耐え忍んでいる人達が故郷に戻れるように、運命を切り開くための答えを未熟な覚醒者に宿りしアンサートーカーの力を使いIプランとIプロジェクトを導き出しました。
心ある日本人の人は協力してください。時間はもう残り少なくなっています。日本の覚醒から世界の覚醒へ繋げるためには億単位の人の協力が必要となります。