ハンターハンターのキメラアント編(通称:蟻編)で登場したパイクはかなり頭が悪く、見た目的にも少し気持ち悪い感じのやられ役だったキメラアントです。
大きな蜘蛛の体に人間の頭がついていて、特徴ある方言でしゃべります。
方言はどうやら東北弁のようです。
ネオグリーンライフと呼ばれていたNGL自治国はどうやら日本がモデルになっていると考察できます。
ハンターハンターのキメラアント編は日本の東北地方が非常に関係した設定になっているのを表現するためにパイクが登場したのかもしれません。
プロフィール
パイクはHUNTER×HUNTERのコミック19巻「No.190 狩り」にてザザン師団長の部下として人間狩りをしているシーンにて登場しています。
- 職業:兵隊長
- 年齢:1歳未満
- 前世の年齢:不明
カイトやゴンやキルアより先にNGLでの調査を始めていたポックルやポンズの元に人間狩りをしていた時に登場したキメラアントがパイクです。
パイクはザザン師団の兵隊長で、非常にザザンに対して忠誠を誓っています。
戦闘能力は高く念を使えたポックルよりも強い印象がありました。
パイクがポックルと戦った時はまだ念能力が使えなかったはずなので、素の状態で相当に強かったという事です。
念能力が使えない状態で下級兵には見えないポックルの放つ矢を掴み取る事ができました。
念能力
パイクは名称をもった念能力を持っています。系統に関しては不明ですが、性格が単純で一途なので強化系の能力者の可能性が高いです。
愛の放射線(ラブシャワー)
愛の放射線(ラブシャワー)はおしりから蜘蛛の糸を蜘蛛の巣のような形で投げ網のように出して相手を捕らえる能力です。
おそらくですが、念能力なしでも使える技です。
パイクの粘着糸はキメラアントの師団長で1番の怪力を誇ったビボーンですら引きちぎれなかったので強度は相当あります。
名前の由来やアナグラム
パイクの名前の由来やアナグラムは不明です。
今までのハンターハンターのキャラの名前の由来やアナグラムから考えてみると候補はいくつか考えられます。
武器としての槍の一種であるパイク(pike)や、ノーザンパイク(パイク)という魚がいたりしますが、元ネタとなるような関連性は見つけれません。
後はサッカーシューズのスパイクやバレーボールのスパイクなどから「ス」を抜くとパイクになったりもしますが、これも名前の由来とは思えません。
見た目的にはハゲたおじいさんで、髪型は鉄拳シリーズの三島平八みたいな感じです。
ストーリーのネタバレ
幻獣ハンターのポックルがポンズなどのアマチュアのハンターと共にNGLでキメラアントの調査をしている時に人間狩りをしていたパイクが登場します。
この時にポックルと戦い兵隊長として非常に身体能力が高い事が判明します。
キメラアントの女王が死んだ後は、師団長のザザンに付き従い流星街に居城を築いています。
ザザンの居城はパイクの生成した糸が張り巡らされているので、侵入者の検知が可能となっています。
幻影旅団との戦いにおいてはシズクと対戦しています。
シズクとの戦いではハンターハンターの世界観として少しレベルの低い頭脳戦が繰り広げられましたが、生死がかかった戦いでは普通にありえるのかもしれません。
結果的にデメちゃんに体中の血を吸われて絶命しています。
ポックルとの攻防
パイクはポックルの放った七色弓箭(レインボウ)の中で最速の燈の矢をいとも簡単に掴み取ってます。
この時はパイク自身は念能力を使えない状態だったはずですが、ポックルの生命エネルギーが見えていました。
2本目の燈の矢を掴み取った後に手が塞がり、ポックルの反撃を喰らう事になり、止めを刺されようとした時にザザンに助けられました。
このあたりで頭は悪そうなキャラとして明確に描かれています。
身体能力はパイクの方が格段に高かったわけですが、捕獲(拉致)しようとしていたので純粋な戦いではありませんでした。
シズクとの攻防
シズクとの序盤の攻防はシズクが防戦一方で、パイクの動きが早いと心理描写があるので兵隊長といえどかなりの強さをもっています。
パイクは愛の放射線(ラブシャワー)を使う事を決めて放ち、見事にシズクを捕らえました。
この後でシズクは服を脱ぎ捨てデメちゃんを使い粘着糸の網から脱出します。
その一瞬の隙をついてパイクに打撃を与え29箇所の裂傷をつけています。
デメちゃんの能力でシズクが「あいつの血を一滴残らず吸い取れ!!」と命令し、パイクは手足を使って防ごうとしますが、手足が足りずに全ての血を吸われて干からびました。
パイクの感想
パイクは最終的にはシズクに倒されて死んでしまってますので、完全なやられ役のキャラなので特に何か感想があったわけではありません。
頭の悪そうな感じのザザンを崇拝するおじいちゃんキャラだったわけです。
ただ東北弁をしゃべるという部分で重要なキーマンだったわけです。
これはNGL自治国が東北地方を表しているという伏線になっていたという事です。
するとNGLは日本がモデルになっていたという考察も可能です。
そして東ゴルトー共和国は北朝鮮がモデルになっていました。
これはキメラアント編で語られようとしていた内容と、私がこのハンターハンター覚醒考察ブログを立ち上げた理由とも一致しているのが明確になった1つの要素です。
まとめ
ハンターハンターの蟻編におけるやられ役のキメラアントのパイクですが、東北弁をしゃべっているという衝撃的な事実が判明した事によって全てが繋がりつつあります。
パイクの髪型は鉄拳シリーズの三島平八みたいな感じなのですが、もしかすると見た目的にはおじいちゃんの政治家とかが関係しているのかもしれません。
NGL自治国では東北弁が使われ、日本の東北地方が大きく関わっていました。
ハンターハンターの作者の冨樫義博先生は山形県生まれなので東北出身です。
そして北朝鮮がモデルの東ゴルトー共和国には目の見えないコムギが「ワダす」と東北弁を使っています。
なぜ北朝鮮に日本の目の見えない東北弁の少女がという事が考えさせられるわけです。
山形県の隣の新潟県から13歳で北朝鮮に拉致された横田めぐみさんはコムギのペルソナだったと私は考察しました。
キメラアントの女王がメルエムをNGL(日本)から東ゴルトー共和国(北朝鮮)に旅立たせた使命は親子の再会を描いたものだったと私は確信しました。
故郷に戻ったレイナも北朝鮮の拉致被害が作品内で描かれているのだと思います。
コアラのキメラアントの「救えねぇ」というセリフとも全てが繋がっていきます。
コアラのキメラアントが懺悔でコムギのペルソナでカイトが転生した赤い髪の女の子に「逃げてくれ」といって撃ったセリフも全てが繋がってリンクしているのだと私は思います。
日本や世界の深い闇である偽装社会が解き放たれないと解決できないであろう大きな問題です。
私はハンターハンターの力を借りIプランとIプロジェクトを作りました。
このブログで考察している内容の全てを理解し、もしくは全てを理解せずともコアラの懺悔を読んで泣ける人は覚醒者なのかもしれません。