ハンターハンターで壮大なスケールの設定や伏線が用意された暗黒大陸編が始まり、その中で人類が暗黒大陸から持ち帰った5大厄災という厄災が存在しています。
暗黒大陸編ではこの厄災の1つどれかを攻略し、希望(リターン)を持ち帰るのがハンター協会の任務となっています。
難易度はAですが、ネテロ会長の遺言としての任務です。
暗黒大陸について
ハンターハンターの作品の大きなストーリーの括りにもなっているのが暗黒大陸での冒険やハントです。
作品の中の人類が住んでいる世界というのは巨大な暗黒大陸の中のメビウス湖という湖の中に存在している設定となっています。
この記事を書きながら思ったのですが、人類の世界というのは地球で、ハンターハンターの世界観も地球上の人類がベースとなっています。
パソコンや携帯とかが出てきますからね。
という事は暗黒大陸とはもしかして宇宙を表しているのかもしれません。
そうすればスケール的な設定感はかなり辻褄が合いますね。
ゴンがジンに会うために上った世界樹が大気圏を超えてなおデカくなるとジンが語ったように、リアルの宇宙も存在してそうなんですけどね。
そんな途方もなく大きい(デカい)暗黒大陸に人類が挑戦して持ち帰った厄災が5大厄災と呼ばれています。
全てキメラアント以上の危険度です。
ちなみに危険生物評価リストにおいてキメラアントは危険度「B」の判定になっています。
5大厄災について
暗黒大陸にV5がそれぞれ渡航した際に「案内人」が持ち帰らせたのが5大厄災です。
でも実はその現状よりも詳しい情報がドン=フリークスが書いた「新大陸紀行」の「東」に記載されています。
300年以上前に無限海沿岸(メビウスえんがん)をくまなく探検しようとして、その探検を本にしたのがドン=フリークスです。
5大厄災についてわかっている情報をまとめていきます。
兵器ブリオン
謎の古代遺跡を守る正体不明の球体が「兵器ブリオン」です。
総合危険度:B+
暗黒大陸にある古代の迷宮都市があり、この無人都市を守っている植物兵器でサヘルタ合衆国の特殊部隊を壊滅させたのが「兵器ブリオン」です。
帰還者は2名いました。
双尾の蛇ヘルベル
オチマ連邦が持ち帰ったのが、殺意を伝染させる魔物「双尾の蛇ヘルベル」です。
総合危険度:A
帰還者は11名です。
実はネットの考察でカキンの第4王子のツェリードニヒが「双尾の蛇ヘルベル」と関係しているのではという考察を見かけました。
その考察は若い女性2人を互いに殺し合わせたのではないのかなというものでした。
この考察によってとんでもない覚醒考察が導き出されました。
そしてツェリードニヒとパイロの首が描かれたページにある椅子に頭蓋骨が2つ並んでいるを思い出したわけです。
冨樫義博先生はミスリードをしかけてくる可能性もあるので判断はすぐにはできませんが、かなり真に迫ってる気もします。
ガス生命体アイ
欲望の共依存と呼ばれているのが「ガス生命体アイ」です。
総合危険度:A
ミンボ共和国が持ち帰っています。
帰還者は3名で正気を失っていました。
キルアの妹はアイだった
ゾルディック家のキルアの兄弟の中で4男のアルカはなぜか妹なわけですが・・・。
実はその2重人格ともいえるナニカは実は暗黒大陸出身のアイである事がHUNTER×HUNTERのコミック33巻の挿絵にて公式に発表されています。
これはネテロ会長が暗黒大陸へお忍びで行った時に動向したZZIGG=ZAOLDYECK(ジグ=ゾルディク)がゾルディック家に持ち帰った可能性があります。
人飼いの獣パプ
快楽と命の等価交換とされるのが「人飼いの獣パプ」です。
総合危険度:A
ベゲロセ連合国が持ち帰っています。
帰還者は7名です。
暗黒大陸に渡航してないにも関わらず5大厄災の犠牲者が出ているのがアイとパプです。
ネット上の考察でパプの犠牲者はピトーを倒した時のゴンやセンリツなどが該当するのではないのかという噂が出ています。
確かにゴンの症状やセンリツの友人などの症状などから可能性はあるのかなというのが現状ですが、これは作品での伏線の回収を見守っていきたいと思います。
不死の病ゾバエ病
希望を語る底なしの絶望が「不死の病ゾバエ病」です。
総合危険度:B+
クカンユ王国が持ち帰っていて、ビヨンドが同行していました。
帰還者は6名です。
病にかかって自給自足で50年生きているハンターの成れの果てが国際環境許可庁の地下にいます。
この時にビヨンドレポートというものが作られています。
まとめ
人類が暗黒大陸から持ち帰った5大厄災について簡単にまとめました。
これらは今後ハンターハンターの連載が再開された後に謎が解き明かされて、伏線が回収されていくと思います。
その時にはこの記事も更新していく予定です。