ハンターハンターで見事なやられっぷりにて散っていったのが有名なマサドルディーゴです。
名前の由来や実在の人物としてのモデルはいわゆるひとつの北の将軍様(金正日)です。
日本と北朝鮮の間で隠されてきた歴史の真相とも深く関わっています。
ハンターハンターの世界の中ではディーゴ総帥やディーゴと呼ばれています。
登場した瞬間から即散っていった後もピトー(ネフェルピトー)の念能力で操られて何度か登場しており、写真や絵画の被写体としても何度か出てきます。
プロフィール
HUNTER×HUNTERのコミック21巻「No.217 肉樹園」にて登場する王の中の王(自称)
- 職業:東ゴルトー共和国総帥(実は影武者)
- 年齢:不明
名前の由来やアナグラム
マサドルディーゴのアナグラムはハンターハンタのファンや考察ブログでは有名すぎるお話ですが、一応紹介しておきます。
マサドルディーゴ
↓
ゴールドマサディ
↓
ゴールド(金)マサ(正)デイ(日)
↓
金正日
という事になります。見た目はまさにそうなんですよね。「喜び組」と思われる女性達と共に登場しているので明白です。
ただ冨樫義博先生が登場人物のキャラ名にアナグラムを使う事を知らなければ、なかなか思いつかない発想です。
実際に僕も初めて読んだ時は見た目で誰を指すのかは直感的にわかっていましたが、名前にそんな意味があったのを知ったのは本当に後になってからです。
ハンターハンターなどの人気漫画に関して考察ブログや2chでの意見交換や議論などがさかんにされているのも後に知りました。
女好きなんでしょうけど、踊り子の女性達は「喜び組」もとい「喜ばせ組」なんですよね。
ストーリーのネタバレ
登場した瞬間にいきなり散ったので、ストーリー的には大きくは絡んでこないのですが、実は登場とともに散ったのはマサドルディーゴの影武者だったという事がHUNTER×HUNTERのコミック30巻「No.315 帰郷」にて明らかになっています。
影武者のディーゴ総帥はピトー(ネフェルピトー)がゴンさんにやられた時にどこかで動かなくなったのだと思います。
本物のディーゴ総帥が詠んだ詩についても今再確認してみると何か深い意味があるような気がしてきました。
メルエムに討たれたディーゴ総帥が生きていたのには理由がありました。
冨樫義博先生が命を懸けてメルエムに討たせたマサドルディーゴを生き返られたのには深い理由があったのです。
日本と北朝鮮の間には切っても切れない繋がりがあったのです。
マサドルディーゴの感想
はじめてHUNTER×HUNTERのコミック21巻「No.217 肉樹園」を読んだ時は冨樫義博先生の事をコイツ大丈夫なのか?みたいな人事のように適当な事を思っていました。
正直言って冨樫義博先生の事は何も知らなかったです。
今も作品以外の何かを知っているわけではないですけどね。汗。
私からすると年齢的にはかなり年上の漫画家の先生なんですよね。
似たような事を思う人もいたようで実際にヤフー知恵袋で同様の質問している人がいました。
正直いって過去の僕には冨樫義博先生の真似は絶対にできなかったでしょうし、覚醒した今であってもこの真似をするつもりはありませんし、やはりできません。
でも今は気づきました。冨樫義博先生は信念と覚悟と心からの想いがあって命を懸けてキメラアント編(通称:蟻編)を書いていたのだなと。
北朝鮮の拉致問題を解決しようと立ち上がった私は歴史の真相を知りました。
あまりにも複雑に絡み合う思惑と運命のいたずらが招いた悲劇ともいえる内容です。
それでも運命は人の手によって変えれると私は信じています。
まとめ
ハンターハンターの中ではかなり有名となったマサドルディーゴについて紹介しました。
東ゴルトー共和国は北朝鮮がモデルになっているので物語の中でもいろいろと現実とリンクする描写やセリフなどが出てきます。
漫画の中のキャラとしてのディーゴ総帥に関しては今となっては正直別に何も思いませんが、冨樫義博先生はマサドルディーゴを登場させる事によって自分の想いや願いを叶えるために、念能力のように誓約と制約をかけたんだと思います。
13歳で新潟から北朝鮮に拉致された横田めぐみさんを助けたかったのだと思います。
冨樫義博先生が神になろうとしたんじゃないのかなとさえ思える描写がキメラアント編にはたくさんあります。
ハンターハンターは現実世界をモデルにした作品です。
そして現実世界で起きた悲劇は運命の過酷さを物語っていました。