ハンターハンターの34巻でヒソカがクロロと天空闘技場でバトルをした事によってついにヒソカのフルネームが公式に発表される形となりました。
となると名前の由来も本格的に考察していきたいんですが、実はヒソカの最後の結末も予想できそうな名前なんですね。
フルネームはヒソカ=モローです。
モローというファミリーネーム(苗字)がわかったわけですが、意味が込められたのではなくて元ネタのモデルとなっている人物やキャラがいると考察しています。
その元ネタのモデルは誰(何?)なかの考察と、今までのストーリーの流れや演出からヒソカの最後の結末を予想するというものです。
名前の由来とモデル
それではヒソカの名前の由来と元ネタのモデルをみていきます。
まずはヒソカですが、既にハンターハンターの1巻から既に登場していた名前なわけで「密か」という日本語で意味は「人に知られないようにこっそりとするさま。」から命名されているでいいんじゃないのかなと思います。
もしかすると別の意味やダブルミーニングでもう1つの意味はあるかもしれません。
ではファミリーネームのモローについてですが、おそらく後付けでつけられたのかと思いますが、名前の由来や意味というよりは元ネタのモデルが誰か、何かというところを考察してみたいと思います。
ギュスターヴ・モロー
フランスのパリで生まれてパリで育った象徴主義の画家にギュスターヴ・モローという人がいます。
宗教画や神話に関係した絵を書いている画家です。
- オルフェウス
- サロメ
などの代表作があります。
キリスト教の設定が多く関係しているハンターハンターにおいて宗教画だけの関連性でギュスターヴ・モローが元ネタのモデルというのはちょっと考察的に甘いと思われるかもしれませんが、ヒソカの最後の結末を予想すると結構しっくりくる理由があります。
もののけ姫のモロ
モロって誰?と思う人もいるかと思いますが、ジブリの映画で人気のあった「もののけ姫」という作品がありました。
その登場キャラの中で主人公のサンを育てたのが犬神のモロでした。
冨樫義博先生はジブリが大好きですからね。
おそらくですが大好きのレベルじゃなくてリスペクトしていると思います。私もジブリの名作はかなり好きな作品があります。
でもヒソカは犬でも神でもないし単に名前だけかと思われたかもしれませんが、実はヒソカの最後の結末を予想するにあたって「もののけ姫」の犬神モロはとても辻褄が合うキャラなんですね。
ヒソカの最後を予想
ハンターハンターの作品でヒソカ=モローが最後にどういった結末を迎えるかという予想ですが、元ネタのモデルを考察したポイントから予想したいと思います。
ズバリ首をはねられて死ぬという結末が予想されます。
とりあえずヒソカは既にHUNTER×HUNTERのコミック34巻でクロロとの戦いに敗れて一度死んでいますが、もう一度死ぬという予想です。
理由は元ネタのモデルです。
元ネタのモデル
ヒソカ=モローの元ネタとなっていると考察したモデルの1人ギュスターヴ・モローの作品の「オルフェウス」を見てもらうとすごい印象的な絵になっています。トラキアの娘が抱くオルフェウスの首のモデルはミケランジェロの石膏像ですが、首を抱えているんですよね。
そしてクロロもヒソカに首をはねられるかもと予想しています。
もう1人の元ネタになっていると考察した犬神モロですが、「もののけ姫」の最後の方でモロは首だけになっていました。
そしてエボシに首だけで襲いかかって果てています。
ギュスターヴ・モローと犬神モロの両方に首だけの状態という繋がりがあるわけです。
ヒソカが首をはねられる理由
HUNTER×HUNTERのコミック34巻でヒソカは幻影旅団狩りを宣言しています。
幻影旅団とクラピカは全員死ぬという冨樫義博先生の公式コメントがあるので、その時の構想からストーリーが変わらなければクロロも死ぬはずです。
クロロはローマ皇帝の暴君ネロがモデルとなっていると考察していてパイロの首をはねたのもクロロの可能性が高いです。
クロロをクラピカが倒すのかヒソカが倒すのかはわかりませんが、クロロはヒソカに首をはねられるような気がします。
そして最後の結末としてヒソカも首をはねられて死ぬという予想が成り立ちます。
ではこの予想を立てた根拠について説明していきたいと思います。
それはヒソカはハンターハンターの作品の中で因果応報にて描かれているという事です。
いくつか例を挙げてみたいと思います。
両腕の切断
HUNTER×HUNTERのコミック1巻「No.005 第1次試験開始①」を思い出して欲しいのですが、会場に集まったハンター試験会場で58番の受験生がヒソカにぶつかったのに謝らなかったという理由で両腕を切り落としています。
この58番の受験生は両腕を失ってここでリタイアしました。
その後に天空闘技場でカストロ戦を思い出して欲しいのですが、ヒソカはカストロに両腕を持っていかれています。
カストロを倒した後にマチに縫ってもらっていましたが両腕は一度失っています。
首の損傷
会長選挙編でキルアがアルカ(ナニカ)をゴンのいる病院まで連れて行く際に、お目付け役としてゴトーが一緒に行動していましたが、イルミに雇われていたヒソカはゴトーの首を切っています。
描写的に首はおそらく繋がったままだと思います。
その後に天空闘技場でヒソカはクロロに敗れて死んでしまいますが、なぜか首の損傷が激しかった描写がされていました。
この時は死後に強まる念で自力で生き返っています。
そしてクロロとの戦いでは人形の首は相当にはねたり、ちぎったりしてました。首と胴体を切り離さないと人形がとまらなかったからですが、首の伏線は相当張られているわけです。
まとめ
という事でヒソカのフルネームがヒソカ=モローと公表された事によって名前の由来を考察し、モローの元ネタとなっていると思われるモデルからハンターハンターのヒソカが最後にどういった結末になるかを予想してみました。
ヒソカは旅団狩りを始めていますが、クロロはクラピカに倒されるかヒソカに倒されるか謎ですよね。
予想できるパターンとしてはヒソカがクロロの首をはねて、その復讐でマチに糸で首をはねられるというのは考えられます。
他にはヒソカが誰かの首をはねる伏線は天空闘技場で人形に対してすでに達成されていると仮定すると、クロロに返り討ちにあうというのも可能性はあるかもしれません。
ヒソカとクロロとクラピカの結末は本当に気になりますよね。
クロロを殺したヒソカをマチが敵討ちするというのが順当な流れかなとは思うのですが、どうなるか楽しみです。
それと5大厄災の兵器ブリオンが気になりますよね。首から上が正体不明の球体になっているんですよね。ヒソカは5大厄災にも絡んできそうな予想もできますから首をはねられても生き残る事もありえるかもしれません。
暗黒大陸編はハンターハンターファンにとっては本当に待ちきれない楽しみな展開がありすぎますよね。笑。