ハンターハンターのキメラアント編におけるコムギとメルエムの出会いは軍儀によって始まって、軍儀によって終わりました。
その中で軍儀の駒の「帥」と「忍」に込められた意味を覚醒考察してみようと思います。
駒と登場キャラと実在の人物をリンクさせて考えるのです。
忍と帥の駒とキャラ
ハンターハンターをしっかりと読み込んだファンの人であれば「忍」と「帥」の駒が登場人物を表しているのは理解できると思います。
「忍」の駒はコムギです。
「帥」の駒はメルエムです。
そして駒の意味や秘密を深く理解するにはまずコムギとメルエムの名前の由来と意味を理解する必要があります。
知識や理解、予想や仮説のない事実は無意味です。
コムギのいた東ゴルトー共和国は北朝鮮がモデルでディーゴ総帥は北の将軍様(金正日)がモデルでした。
コムギという盲目の少女の名前の由来はこちらにまとめています。
コムギを照らすために存在したメルエムの名前の由来はこちらです。
コムギというアナグラムがメグミ(横田めぐみさん)であって、メルエムというアナグラムがコムギの「全てを照らす光」という家族を指すのであるのならばやはり駒にも意味があるとしか思えないわけです。
帥は総帥、元帥をイメージできますので蟻の王であるメルエムとは何の違和感もなく当てはまります。では忍びとは・・・。
自分なりの考察による「忍」の駒が何を意味するかの答えにいきついたのはコムギがメグミ(横田めぐみさん)のアナグラムだと気付き、何度かハンターハンターを読んでいた時でした。
メルエムの意味には全く気付いてなかった状態だったのですが、ハンターハンターの作品中のあるページを見た時に「あっそういう事か」と気付いたのです。
駒に込められた意味
「忍」という駒に込められた意味とはナニカですが・・・。
この駒がコムギを表していて、コムギというアナグラムがメグミさんなのであれば・・・。
漢字の中に含まれる文字を抜き出すと・・・。
「メ」と「心」が抜き出せるわけです。
耐えて忍んでいる「メグミ」さんの「心」を表す駒という事が考察できたのです。
これはあの伝説の一手といえるHUNTER×HUNTERのコミック30巻「No.317 返答」の4-6-2に置いた「忍」の駒を見たときに頭の中にイメージが急に舞い降りたのです。
「忍」の駒とはメグミさんの心なんだと・・・。
「帥」という駒に込められた意味がナニカですが・・・
ディーゴ総帥にかわった王であるメルエムを表しているのであれば、特に意味を考える必要はないのかもしれません。
王のメルエムはコムギの「全てを照らす光」であり家族なんですから・・・。
もしかするとですが、「帥」は「師」のアナグラムになっているかと思ったりもしました。
横田めぐみさんの親御さんである横田慈さん(シゲルさん)の「シ」になるからです。
それには深い理由があるんだと思います。
コムギとメルエム
忍と師の駒に込められた想いはハンターハンターという作品の中で現実社会ともリンクしたセリフや描写や表現が隠されています。
「忍」はコムギ(メグミ)
「帥」はメルエム(シゲル)
として考えてみると当てはまるセリフや描写は作品中にとてもたくさんあるのです。
コムギに関係したセリフ
HUNTER×HUNTERのコミック30巻「No.311 期限」のパームのセリフより。
「王にとってコムギは特別。」
「でも護衛軍では意見が分かれている。」
「なぜならピトーはその娘を救い守り、プフは殺そうとした。」
メグミさんは死んだ事にされて日本に遺骨が届けられています。
メルエムに関係したセリフ
HUNTER×HUNTERのコミック30巻「No.314 説得」のメルエムのセリフより。
「残された時間をコムギと過ごしたい。それだけだ。」
「余に時間がないのは承知であろう。」
メルエムという家族の代表で一番年齢の高い「師」の代表であるシゲルさんは高齢でもう時間がありません。
「余に出来るのはただひたすら頼むことだけ。」
ここで土下座をしようとするメルエムをパームが止めます。
何も悪い事をしていないシゲルさん(横田慈さん)が娘を奪われてただ自分の娘に会うためになぜ土下座をしないといけないのだという・・・。
そんな状況を表していると感じました。メルエムの「ム」は北の将軍様が入っているのであれば意味もさらに通じやすくなります。
これは私個人の考えですが、日本には肥え太った政治家と官僚、そして捏造メディアや汚染メディアが我が物顔で優越感に浸っているなかでこの現状はいったい・・・。
ビゼフ長官とは一体誰の事だったのだろうか・・・。
ネテロ会長が放った百式観音の慈愛・・・。そして原作では血の涙とも見える描写・・・。
冨樫義博先生は漫画家として神になろうとした・・・いや神に挑戦しようとしたのではと思えたわけです。
コムギとメルエムの最後
コムギとメルエムの2人は毒という死因によって命を落とします。
貧者の薔薇(ミニチュアローズ)によって毒を浴びたメルエムから毒が感染したコムギも同じ道をたどったのです。
今ふと気付いたのですが、そもそもは自分達のエゴのために北と南に分けて戦争をさせた2つの大国が原因ですよね・・・。
いろいろと意見はあるのでしょうが、非人道的な貧者の薔薇(ミニチュアローズ)を使ったのも・・・。
コムギを照らすために存在する全ての光であるメルエムが軍儀で勝てるわけもなく・・・。
HUNTER×HUNTERのコミック30巻「No.317 返答」で二人の物語は終わります。
その後に現実の世界では何も起きることなく・・・。
そしてコアラによる懺悔がおこなわれ・・・。
HUNTER×HUNTERのコミック32巻「No.339 静寂」にてコムギとメルエムが手を握りあったシーンには「忍」と「帥」が並べられています。
二人は最後の時を一緒に過ごせたのです。
では現実の世界は・・・。
このままで終わっていいはずがない。
そう思えるハンターハンターを読んだファンが一体何人「想い」を込めてくれるだろうか・・・。
引き寄せの法則を使って夢を実現するにはハンターハンターを知らない心ある人達へ想いを伝え波動共鳴が起きないと願いを叶えることはできない。
日本が覚醒して意志を示し世界へ「想い」を伝えないと億単位のお願いにはならない・・・。
ナポレオン・ヒルが提唱した「思考は現実化する」という言葉。
信念の力・・・。
それは運命を変える力!
心と想いをつなげるためには・・・。