ハンターハンターでかっこいいと大人気のキルアですが、実は兄弟の名前が「しりとり」になっているという隠れた設定というか裏設定があるんですね。
相当な探究心のあるHUNTER×HUNTERという作品が大好きなファンの皆さんは気づくのでしょうけど、見つけた人はすごいなと思います。
伝説の暗殺一家であるゾルディック家にはいろいろな設定や伏線が込められていますね。
では実際にどういった形で兄弟の名前が「しりとり」になっているのかを見ていきます。
キルアの兄弟の名前
ゾルディック家の子供として育てられたキルアは5人兄弟の3番目に生まれています。
兄弟の名前を長男から末弟まで並べてみると法則性が非常にわかりやすいです。
イルミ
ミルキ
キルア
アルカ
カルト
法則その1
まずは必ず兄弟の名前が3文字であるという事です。
実はこの法則を作る元となっているのが父親なのかなと思われます。
兄弟の父親の名前はシルバです。
法則その2
名前が3文字という事の他に兄弟の名前を並べてみると一目瞭然となるわけですが、真ん中に「ル」の文字が入っています。
これも父親の名前のシルバと関係している法則になっています。
法則その3
そして最後の法則が兄弟の名前が綺麗に「しりとり」になっているという事です。
イル「ミ」→「ミ」ル「キ」→「キ」ル「ア」→「ア」ル「カ」→「カ」ルト
これ本当に面白い設定ですよね。
偶然ではなくて確実に考えて作られた設定ですが、これ以上に何か意味が込められていたら想像を絶するわけですけどね。笑。
名前の意味と由来
ハンターハンターの多くのキャラクターの名前には意味や由来があるわけです。
ではゾルディック家のキルアの兄弟の名前に何か意味や由来があるのかというところなんですが、「しりとり」になっている3つの法則があるのでそこにさらに意味をもたすのは不可能じゃないのかなと思ったわけです。
ネットの考察や掲示板、まとめスレではいくつかの議論がされていました。
長男のイルミはイルミネーションや英単語の「ill」で病気のとかの意味から付けられた名前ではないのかなど・・・。
キルアは「kill」で伝説の暗殺一家らしく死なせるとかの意味ってぴったりですよね。
有名なOSのLinuxコマンドでプロセスを終了するkillコマンドってのもありますけどね。
実は英語は全部ミスリードだったんじゃないのかなというのをこの記事を書きながら情報を集めてると思えたわけです。
考察というのは100%の答えというのはないわけですが、これが1番可能性が高いかなという答えを見つけていた人が10年以上も前にいたようです。
イル 居る ミ→ム
ミル 視る キ→ク
キル 斬る ア→イ
アル 在る カ→キ
カル 狩る ト→ナ(タ)
報い来た 報い来な
この1文字ずらしはコムギというアナグラムでも使われたので、現実味があるなと思うわけです。
英語でなくて日本語だったんだという・・・。
そして・・・
私がどこかで覚醒考察として書こうと思っていた考察や、最終的にこの言葉に繋がりそうと思っていた答えにも近づいたので驚きです。
冨樫義博先生は本当に神を超えているんじゃないのかというくらいの衝撃でした。
このハンターハンターのファンであればほとんどの人が知っているはずの「しりとり」ネタの記事を簡単にまとめるつもりだったのが、ここまで深く違った意味から覚醒考察にたどり着くとは思ってもみなかったわけです。
実はクラピカの一族であるクルタ族というのは人生が狂った(クルッタ)一族という事でもしかするとゾルディック家と何か関係があるんじゃないのかなと思っていたわけです。
まさか・・・。
これはいずれ覚醒考察として書こうかなと思っていた事だったんですが・・・
本当に衝撃を受けました。
まとめ
という事でキルアはゾルディック家の兄弟で3男という設定がとても何か深い意味がありそうな気がしてきました。
そして真ん中に「ル」という文字。
もし「報いきた」という言葉に繋げる予定であったのならば、この兄弟に込められた設定は本当に「予想の斜め上を行く」設定だといわざるをえません。
この設定って本当に天才というしか表現できないくらいの考えですよね。
普通の人ではとても思いつかないというか・・・。
戦時や現代もそうですが、暗号解読班とかってこういうのが得意な人が集まっていたのですかね。
いや逆か、冨樫義博先生は暗号を考えて組み上げる方の考える側の人ですね。
この名前に込められた伏線はきっちりと回収されるのかを必ず見守りたいですね・・・。
という事で記事を書いている途中で考えもしなかった方向にいったキルアの兄弟名が「しりとり」になっているという隠れた設定や伏線でした。