ハンターハンターの会長選挙編で急に見せ場の回ってきたレオリオですが、ゴンの父親であるジンを念能力を使って思いっきり殴っています。
HUNTER×HUNTERのコミック31巻「No.325 参戦」でジンを殴るときに叫んでいる描写があります。
この時に「いっぺん死ね!!」とジンに向かって叫んでいます。
このセリフに意味というか伏線があるんじゃないのかなという考察をしてみたいと思います。
ここでレオリオがジンを殴る感情的な理由は明確に描写されています。おそらくですが、ジンはパリストンに対しても言ったように何らかの理由でゴンが死なない事をわかっていたはずです。
それ故にレオリオに対してゴンが自分から来て欲しいとでも言ったのかと言い返したのだと思いますが、ゴンが話せるような状態じゃない事を知っているレオリオは怒りくるって念能力を発動させました。
この時の「いっぺん死ね!!」の意味を予想を踏まえて考察してみます。
いっぺん死ねの意味
レオリオがゴンの父親であるジンを感情的に殴ってしまったのは当然かと思います。
レオリオにとって大事な仲間のゴンが瀕死の状態で近くにいるのに、父親が会いに行かない事だけでもイライラしていたにも関わらず、「アイツ(ゴン)が自分から来て欲しいとでも言ったのか?」とゴンがしゃべれる状態でもないのを知らずによくそんなセリフが親として言えるなとブチギレてしまったわけです。
「このくそ野郎!!いっぺん死ね!!」と怒るのは当然のごとく出たセリフです。
実はこのセリフが伏線じゃないのかなという考察での予想をしてみました。
考察の結論から書いてしまうと、このセリフが伏線になっていて、「いや実は既にいっぺん死んでるんだけどね。」的なオチがあるんじゃないのかなという考察です。
これは既に私が以前に考察記事を書いていた内容に、偶然にもレオリオのセリフがリンクしていると気付いて以前にしていた予想での想像を補強する形になった結果を記事にしています。
実はジンは死や転生に関する念能力に関わっているんですね。
ジンが教えたカイトの念能力
ハンターハンターの会長選挙編ではレオリオがジンを殴った後にいろいろな展開があり、最終的にゴンはナニカ(ガス生命体アイ)によって治されて元気になっています。
ゴンは父親であるジンを見つける事ができました。
この直後にゴンは転生したカイトに会いに行くわけですが、ここでジンが少し意味深な事を言っています。
これはHUNTER×HUNTERのコミック32巻「No.335 決定」でのジンのセリフです。
「あいつの気狂いピエロ(クレイジースロット)にはな『ゼッテー死んでたまるか』って本気で思わねーと出ねー番号がある!!」
ちなみにカイトが転生した能力の番号も何番だったのかを考察してみました。
ジンは弟子のカイトに念能力だけでなく、技も教えたとゴンに言っています。実際にカイトは女の子に生まれ変わって転生していたので、死後に強まる念に関係した何らかの能力を知っていたはずです。
そしてジンとカイトは師匠と弟子でジンカイトというパワーストーンに名前の由来があります。
ジンカイトには復活という石言葉があるのです。
この辺りはハンターハンターに込められているスピリチュアルな裏設定なんかと関係しています。
さらには冨樫義博先生の嫁の実家が宝石関係の商売をしていたのも関係しているようです。笑。
ジンはカイトに転生能力の技を教えた事が明かされたわけですが、なぜ特殊な転生能力を教える事が出来たのかという所が考えてみると非常に面白いです。
ジンやゴンの一族に関する謎
ジンやゴンの一族はフリークス家と呼ばれているわけですが、怪物や自由などの意味が込められているのかなと思います。
ハンターハンターの暗黒大陸編が始まったことによって、ジンによってさらにドン=フリークスという謎の人物の存在が明かされました。
間違いなくジンやゴンと関係のある一族のはずです。
ドン=フリークスは300年以上前に「新大陸紀行」の「東」と「西」を書いていたわけですが、西については見つかっていません。
ジンが立てた仮説の一つが今も書いている途中だというものです。
実はこれが答えになっているんじゃないのかなと私は考えています。
ドン=フリークスについては色々とネットでも噂はあって、実はゴンの正体がドンだという説もあったりします。
そんな中で私がドン=フリークスの正体について考察した内容を記事にしています。
実はジンは元々はドンだったんじゃないのかなという考察です。
「新大陸紀行」の西を書いている途中で命を落としてジンに転生したという流れが一番しっくりくるんじゃないのかなと予想したわけです。
これはかなり前に仮説として予想してみたわけですが、たまたまレオリオがジンを殴った時のセリフを再度見かける機会があって、このセリフって実は伏線じゃないのかなと思ったわけです。
レオリオ「いっぺん死ね!!」
ジン「(いや俺はいっぺん死んでるけどね)」
といったジンの心理描写がハンターハンターの作品の外というか隠れた裏設定で込められていたら面白いなと思ってこの記事を書いてみました。
まとめ
ハンターハンターの暗黒大陸編が始まってレオリオはジンの代わりに十二支んの亥(イノシシ)になりました。
レオリオは会長選挙編ではジンに「レオリオって奴に会えたのが一番の収穫だ」とまで言われています。
「あれは伸び代デケーぞ」とも言われています。
レオリオのポテンシャルというか潜在能力はかなりすごいという事がここで判明しました。
あまり出番がなかった準主人公的なキャラで、いじられキャラだったわけですが、いよいよ活躍の場がきそうです。
レオリオの念能力についても詳しい内容が気になるところですよね。
そしてジンの念能力も気になるわけです。
ハンターとしての実力は格上のジンがレオリオに殴られた理由は、打撃系の能力は1回くらうと大体マネできるという才能を利用するためでした。
ジンもカイト同様に転生の能力は持っているのかもしれませんが、今までの伏線などからは運に関係した能力をもっているのではないのかという考察があるので気になる人はこちらの記事もチェックしてみてください。
ハンターハンターの考察は非常に奥が深いですし、色々考えると楽しいですよね。笑。